ホーム > スタッフから > 頭数調査を行いました!
平川動物園ズーブログ

頭数調査を行いました!

みなさんこんにちは!じめじめとした日が続きますが、梅雨に負けていませんか?今回は、先日行ったエジプトルーセットオオコウモリの頭数調査についてお話ししたいと思います。

頭数調査では、展示場に入り1頭1頭を網で捕獲して行います。頭数を数えるとともに、性別・おおまかな年齢もチェックします。年齢は歯の摩耗状態を見て判断します。

歯を見せてね~

エサを食べれば食べるほど歯は徐々にすり減るので、そういった個体ほど長く生きている(成獣)ということになります。

では個体識別はどうしてるのかというと・・・

マイクロチップリーダーをコウモリに近づけます

背中にはマイクロチップという直径2mm、長さ約8mmのカプセルのようなものが埋め込まれており、15桁の数字が記憶されています。この数字をマイクロチップリーダーという機械で読み取ることで個体識別をしています。

前回の頭数調査後に生まれた個体には注射器を使ってマイクロチップを埋め込みます。(ちなみに前回は2年ほど前に行いました。)

しっかり保定をして注射します

気になるコウモリの数ですが、なんと101頭ものエジプトルーセットオオコウモリが暮らしいていました!

また、メスのコウモリ数頭にはインプラント剤という発情を抑える薬を皮下に埋め込みました。そうすることで、むやみな繁殖を防ぐことができるかもしれません。

全頭の個体を確保・調査をし終えた後は、展示場に戻して終わりです。今回は約2時間かかりました!

コウモリも、「やっと終わった~」と言っているかのように展示場へ帰っていきした。

お疲れ様でした☆

教育普及係 原田

.

ヒツジ関連のお知らせです♪

みなさん、こんにちは!

昨年に引き続き、今年もボランティアスタッフによるヒツジ隊が始動しました!

 

昨年は、毛刈りが終わったヒツジの毛を洗うところからスタートしましたが、今年はヒツジの毛についてのお話や、毛刈りの見学から始まりました!

 

ヒツジについて、より詳しくお話をしました

 

毛刈りに使うバリカンについても、動作などを実際に体験してもらいました

 

ヒツジ隊は、ヒツジの毛を活用するために発足しましたが、ヒツジについてもさらに知ってもらおう!ということで、毛刈りの様子も見学をしてもらいました。

 

今年は新人スタッフも毛刈りに挑戦しました!

 

どんどん毛がスッキリしていきます!

 

ヒツジ隊の皆さんと見学をしていく中で、あることに気が付きました!!

 

毛の色に注目してみてください!

 

黒い部分がヒツジの顔、白い部分がヒツジの身体、なのですが、

身体の毛は白いですが、顔と身体の境目の毛は、黒い毛が伸びています!

「顔が黒いんだから当たり前じゃーん」と思う皆さん!

平川動物公園にいるヒツジはサフォーク種なので、確かに顔は黒い毛なのですが、身体の毛とは違い、短い毛が生えています。

そのため、毛刈りで顔の黒い毛を刈ることはないのです。

今回見つけたのは、顔と身体の境目の、伸び続ける毛が黒い!といことです!

 

刈り終わったヒツジの毛を見てみると、確かに真っ白ではないのです。

ところどころ、茶色っぽかったり、黒っぽかったりと、ヒツジ1頭1頭の個性が表れています!

 

そんな発見もあった、今回のヒツジ隊でした♪

 

ここでお知らせがあります!!

今年で3年目になる『大人のための羊毛教室』の開催が決定しました~♪

→「大人のための羊毛教室」の参加者を募集します! 詳細はこちら

今年で3年目ということもあり、新たな内容が加わりました!

ヒツジの毛刈り体験の前に、実際にヒツジの飼育も体験してもらおう!という試みです!

また、最後に作る作品も、マスコットと毛糸を合わせた作品を考えています!

ヒツジに興味のある皆さん!

ふれあいコーナーは子どもたちだけの場所でしょ~と思っている大人の皆さん!!

ぜひぜひ!ご参加お待ちしております♪

 

そして現在、事務所の一角では、こんな光景を目にします。

 

ん!?これはなんでしょう…?

 

先ほど紹介した、ヒツジの毛の白い部分、黒い部分に関係しますよっ!

次回のブログで詳しく紹介していきたいと思います!

お楽しみに♪

 

ヒツジ隊副隊長:加藤

 

 

.

サシバのサシオ

みなさん、こんにちは!教育普及係学芸員の落合祐子です。今回のお話は「差し歯のサシオくん」ではなく、「サシバという小型の猛禽類のサシオくん」について。サシバは渡り鳥として知られ、日本では本州、四国、九州に夏鳥として飛来して繁殖をし、冬には東南アジアへ飛び立ちますが、奄美や沖縄などでは越冬する個体もいます。里山の背丈の低い草地で小動物や昆虫類を捕食します。「サシバの渡り」についてはコチラ

サシオが平川動物公園にやってきたのは2018年の3月。奄美大島のタンカン畑に張られた防鳥ネットに引っ掛かり、ケガをしているところを保護されました。右の翼が壊死したため、飛ぶことができません。しばらく動物病院で生活していましたが、5月10日~16日の愛鳥週間をきっかけに、どうぶつ学習館での展示を開始しました。

どうぶつ学習館受付の右側にいますよ!

先日のブログでも少しご紹介しましたが、愛鳥週間とは野鳥を守るための正しい知識や考え方の普及が目的です。サシオには「傷病鳥獣救護」の普及を担ってもらうことを目的に、どうぶつ学習館にやってきてもらいました。始めは少しの物音にも驚いていたサシオですが、最近は環境にも慣れ、時々「ピィー」と声を出したりしています。

右翼がないことがわかります

「ケガをしてもう飛べないなんて、かわいそう…」という声をよく聞きますが、彼らはなぜケガをしたのでしょうか??タンカン畑に防鳥ネットを張ることも、獲物を狙おうと畑に近付いたことも、どちらも自分たちの生活のために必要です。サシバが狩りをするのは森林と隣り合ったような農耕地ですが、農業従事者の減少で餌場となる農耕地が減少していることも、もしかしたら背景にあるのかもしれません。現在平川動物公園で生活しているトビやチョウゲンボウ、オジロワシも傷病鳥獣としてやってきました。彼らを通して、動物園で保護されている動物たちの背景と私たち人間の生活は無関係ではないことを今後も伝えていきたいと思います。

トビのビィト。右翼がありません

 

チョウゲンボウが保護された時の様子

 

.

雨は美肌を助ける化粧水!? ゾウのお肌事情

みなさんこんにちは!平川動物ウォッチング隊員の落合です。梅雨に突入し、雨で嫌だな~と思ってしまいますが、動物によっては雨を歓迎する種類もいます。特にゾウたちは雨でグショグショになった泥場での、「泥浴び」を待ちわびています。

なぜ泥を浴びるのか?見た目は汚くなりますが、ゾウたちにとってはとても重要な役割があります。

 

見た目はドロドロで汚いですが…

 

 

まず虫刺され予防です。重さ3.6tの巨体をほこるゾウですが、意外と虫刺されは苦手です。ハチやアブなどが近くにくると、しっぽを振って払いのけます。それでもたくさんやってくると、追い払うのも一苦労… そこで全身に泥や砂をかけて、虫に刺されないようにコーティングをします。大きなゾウですが、1gに満たない虫に結構四苦八苦しているようです。

 

もう一つの理由は、皮膚の乾燥対策のためです。ゾウの皮膚はごつごつした見た目ですが、触るとしっとりしている部分もあります。皮膚が乾燥するとカサカサになり、ひび割れて出血することもあるので、それを予防するために自ら砂や泥をかけて、全身にパックをしていきます。さながら「泥パック」のようで、鼻で器用にかけていきますが、気分が高まると泥場で横になって全身にぬりたくります。

 

鼻で器用にかけていきます。とっても楽しそう!

 

テンションが上がると、横になって塗りつけていきます。  すごい迫力です!

 

ゾウが喜ぶ泥浴びは、雨の日限定しか見ることができません。雨の日の動物園は敬遠されがちですが、ゾウが喜ぶ姿を見ることができますので、ぜひ足をお運びください!

.

鳥の巣つくりました!

みなさんこんにちは!5月10日~5月16日は愛鳥週間(鳥について正しい知識を知り、野鳥を守ろうという考えを広めるためにつくられた週間)ということで、平川動物公園では13日(日)に鳥に関する絵本の読み聞かせ、動物園で取り組んでいる傷病鳥獣保護のお話、「鳥の巣いろいろ」と題したワークショップを行いました。

ワークショップでは、動物園で見られる巣を紹介したり、枯れ葉や枯れ枝を用いながら鳥の巣を作りました。みなさんが作った巣は平べったいもの、葉っぱを巻き付けたもの…など、どれも個性的で思い思いのものが出来上がりました!

鳥の気持ちになって作りました

以前、実習生と一緒に作った紙粘土の卵をプレゼントし、卵が入った巣はとてもかわいらしいものでした。

現在平川動物公園では、鳥の巣があちらこちらで見られますので、ぜひ探して観察してみてください!

 

営巣中のショウジョウトキ

また、5月頃はヒナが生まれて巣立とうとしている時期です。まだうまく飛べずに地面に落ちていることもありますが、親鳥が近くでちゃんとみているので、拾わないでそっと応援してあげてくださいね!

教育普及係 原田

.
.