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平川動物園ズーブログ

レッサーパンダの瞬瞬(シュンシュン) 安らかに・・・

あまりにも早すぎる死でした・・・

 たくさんの人に愛され、最近一児の父親になったばかりのレッサーパンダの瞬瞬(シュンシュン)ですが、11月16日(水曜日)に4歳という若さで亡くなりました。 今年4月に亡くなったハジメ(オス)が19歳まで生きてくれたことからすると、あまりにも早すぎる死。

 瞬瞬は、2007年7月1日に岡山県にある池田動物園で生まれ、2009年3月に平川動物公園にやってきました。

 少々慎重すぎる性格のため、運動場に出たら一目散に木に登っていってエサを持っていっても降りて来ない。
 エサを置いて担当飼育員が離れると恐る恐る降りてきて回りを警戒しながらエサを食べる、といった事も何度もありました。
 それでも何とか慣れてもらおうと、エサを持ったまま瞬瞬の前に座り込んで数分~数十分のにらめっこを繰り返すこと数十日・・・
その甲斐あって、今年の夏くらいからは担当飼育員の膝の上に手をかけて手渡しでエサを食べてくれるようになりました。

 そうやってこちらにもだいぶ懐いてくれていた矢先の出来事でした。
 
 11月初旬から右目に異常や肝機能の低下などがみられ、様々な治療を行ってきました。
一時期は好物の果物や笹の葉もあまり食べられないくらい元気を失くしていることもありましたが、息を引き取る2日前は元気だったころと同じくらいたくさんのエサを食べてくれていました。
 しかし、11月16日(水)の朝から一気に元気を失くしていって、同日深夜息を引き取りました。

 わずか4歳という瞬瞬の死は、ただただ驚くばかりで、とても残念でなりません。
 「ああしてあげれば良かった」とか「もっとこうしてあげれば良かった」とか・・・

 でも、瞬瞬にしてあげられなかったたくさんの事は、瞬瞬のお嫁さんの風美や忘れ形見の赤ちゃんに繋げていこうと思います。
 瞬瞬が天国で元気に安心していられるように。

 瞬瞬、どうか安らかに・・・

生前の瞬瞬①

生前の瞬瞬①


生前の瞬瞬②

生前の瞬瞬②




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