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平川動物園ズーブログ

ズームアップ ワタボウシパンシェ!

フンボルトペンギンの展示の先に、ガラス張りの小部屋が4つ並んでいます。ここには表情豊かでかわいらしい「ワタボウシパンシェ」という生き物が生活しています。今回のズーブログでは、このワタボウシパンシェについて紹介します!

ワタボウシパンシェのカイ(オス)

ワタボウシパンシェってなにもの?

一見するとリスのようにも見えますが、おさるさんの仲間です。正確に表現すると霊長目(サル目)マーモセット科に属し、中南米の森に生息しています。成長すると尾を除いた長さが25㎝程しかない小型のサルです。平川動物公園では現在6頭を飼育しており、それぞれの個性や顔つきも異なり、ガラス越しに見る姿だけでも個体同士の違いを見つけることができます。

ちょっと臆病なメスの「ユメ」

ちょっと臆病なメスの「ユメ」

体の構造にズームアップ!

なかなかじっくり見ることができない体の構造も見てみましょう。手と足は、木の上での生活やエサを獲る際に便利なようにできており、とても器用に動かすことができます。また、長い尾は木の上で移動する際にバランスをとるのに役立っています。ただし、尾を巻きつけたりして木にぶら下がったりすることはできません。

手はとっても器用です!

手はとっても器用です!

子育てはお父さんも協力!

母親は年1~2回繁殖をし、1回に2~3頭の子どもを産みます。子育てには父親も協力し、背中に子どもを背負って世話をします。

背中に赤ちゃんを背負っています

背中に赤ちゃんを背負っています

ワタボウシパンシェの野生下での生息数は現在2500頭以下とされており、極めて絶滅の危険性が高い種類です。減少した要因は森林伐採による生息場所の悪化や乱獲が原因とされています。動物園では絶滅の危機にさらされる本種の繁殖にも力を入れています。かわいらしい姿からは想像できませんが、野生個体の生息数が少ない事実も知っていただければと思います。繁殖がうまくいきましたらまた報告させていただきますね!

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