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平川動物園ズーブログ

今年は酉年!鹿児島の美しいニワトリ

みなさんこんにちは!そしてあけましておめでとうございます。平川動物ウォッチング隊員の落合です。今回のズーブログでは、酉年にちなんでニワトリのお話。鹿児島県は鶏肉の生産羽数が全国2位(平成26年)、そしてみなさんよく食べます。いわゆる食用や採卵のためのニワトリは、肉がおいしくたくさんとれるように、大きな卵をたくさん産むようにと人の手によって品種改良が進められました。

ニワトリの原種は東南アジアや中国南部に生息するセキショクヤケイ(赤色野鶏)という、野生のニワトリです。形も鳴き声もそっくりですが、ある程度飛ぶこともできるワイルドな?ニワトリです!紀元前2000年頃からインドでは家禽として飼育され、幾度となく改良されて人類の繁栄に貢献してくれました。

 

動物公園のフライングケージで飼育されているセキショクヤケイ。「なーんだニワトリだ」と思わずじっくり観察してみてください

動物公園のフライングケージで飼育されているセキショクヤケイ。「なーんだニワトリだ」と思わずじっくり観察してみてください

 

こちらはスリランカで出会ったセイロンヤケイ。スリランカの国鳥に指定されています。美しいです!!

こちらはスリランカで出会ったセイロンヤケイ。スリランカの国鳥に指定されています。美しいです!!

 

 

食べるために飼育しているニワトリ以外にも、見て楽しむためのニワトリが鹿児島にはいます。それが薩摩鶏です。天然記念物にも指定されている薩摩鶏は、江戸時代に闘いをさせる闘鶏として作られました。オスの蹴爪(けづめ)にカミソリをつけて、勝敗を競ったといわれ、当時の殿様にも大変人気があったそうです。今では美しい羽根とたたずまいを鑑賞するために愛好家の方が飼育されています。しかしながら飼育される方の高齢化や鳴き声が大きいため都市部での飼育が困難であることから、飼育羽数は必ずしも多いわけではありません。

 

威風堂々の佇まい。オスの薩摩鶏

威風堂々のたたずまい。オスの薩摩鶏。闘いの際に出血しにくいようにトサカが小さくなっています。。

 

品評会では体重測定も審査の項目です

品評会では体重測定も審査の項目です

 

肉付きや羽根の色もしっかり確認されます

肉付きや羽根の色もしっかり確認されます

 

オスだけと思いきや、メスも一緒に審査されます。血統を残すために大事なことなのでしょう。

オス(左)だけと思いきや、メス(右)も一緒に審査されます。血統を残すために大事なことなのでしょう。

 

 

年に数回、保存会の方による品評会が開催されており、美しい姿を見ることができます。鹿児島に来られた際には、おいしいニワトリはもちろんのこと、美しいニワトリにも興味を持っていただければと思います。

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