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平川動物園ズーブログ

鹿児島フィールドレポート ~アオバズクが見守る集落~

みなさんこんにちは!平川動物ウォッチング隊員の落合です。今回のズーブログでは、初夏に日本へ飛来し、繁殖を行うアオバズクというフクロウの仲間について紹介したいと思います。鹿児島県でも数カ所で、アオバズクが営巣する巨木があることが分かっています。センダンやホルトノキなどの樹洞を利用し子育てを行っています。

 

木の上で悠然とたたずむコノハズク。大きな眼で周りを見渡しています。

木の上で悠然とたたずむアオバズク。大きな眼で周りを見渡しています。

 

 

今回紹介するのは、小さな集落にあるグランドに生えている巨木にやってくる個体です。毎年営巣をしているようで、今年も5月末には1羽が飛来してきていました。もしかするともう一個体やってきているのかもしれませんが確認はできませんでした。

 

こちらが動くとしっかりと眼で追ってきます。新緑がまぶしい「青葉」の時期に飛来することからアオバズクと名前がついたそうです。

こちらが動くとしっかりと眼で追ってきます。新緑がまぶしい「青葉」の時期に飛来することからアオバズクと名前がついたそうです。

 

この木が生えているグランドの下では、子どもたちがかけ回り、お年寄りがグランドゴルフやゲートボールを楽しみ、人々が集う木陰ができています。夜には「ホッホウ、ホッホウ」と鳴き声が聞こえ、今年もやってきたとわかるそうです。樹齢100年以上もある巨木で、ここで長い期間繁殖をしているようで、幸福と知恵の使者であるアオバズクが木の下に集う人たちを見守っています。そして何より集落の方々が巨木を維持し、アオバズクをそっと見守っていることも忘れてはなりません。順調に進めば7月にはヒナの巣立ちがはじまるので、その様子も今後紹介できればと思います。

 

巨木にはアオバズク以外にも、集落の人々も集ってきます。いつまでも残しておきたい風景です!

巨木にはアオバズク以外にも、集落の人々も集ってきます。いつまでも残しておきたい風景です!

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