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平川動物園ズーブログ

赤い彗星がやってきた!リュウキュウアカショウビンの展示を開始しました

みなさんこんにちは!平川動物ウォッチング隊員の落合です。当園では、奄美群島に生息する希少種の傷病保護と導入に力を入れています。アマミノクロウサギはもちろんのこと、ルリカケスやサシバなどの導入も実施してきました。ケガを負っていても、動物園の環境であれば生きていくことができる個体も少なからず存在し、第二の人生?を生き物の素晴らしさや現地での環境について紹介する「代弁者」として活躍しています。今回は8月に来園したリュウキュウアカショウビンについて紹介します。

 

徳之島で出会ったリュウキュウアカショウビン。夜はハブなどの外敵から身を守るため、細い枝の上で休みます。

徳之島で出会ったリュウキュウアカショウビン。夜はハブなどの外敵から身を守るため、細い枝の上で休みます。

 

まずはリュウキュウアカショウビンとは?ですが、アカショウビンという名前は聞いたことがある方は多いと思います(私も小学校の教科書に書いていたのを覚えています)。しかし、いったいどんな鳥?と思った方も多いはずです。この鳥はカワセミと同じ仲間で、やや大きく形はそっくりです。大きなクチバシが特徴的で、昆虫やカエル、魚などを捕食する肉食性の鳥です。飛翔する姿はまさに「赤い彗星」です!奄美大島を含む南西諸島に夏鳥として飛来し、「キョロロロロー」という特徴的な鳴き声を出します。初夏から夏に島で聞くことができ、夏の風物詩といってもいいでしょう。

 

飛べませんが、エサはモリモリ食べます。じっくり観察できますよ!

飛べませんが、エサはモリモリ食べます。じっくり観察できますよ!

 

当園にやってきた理由は交通事故と思われるケガによる保護です。奄美大島での治療は、ゆいの島どうぶつ病院の伊藤圭子獣医師により行われましたが、左の翼を失ってしまいました。当然野生では生きていくことができませんので、動物園で第二の人生(鳥生)を過ごすことになりました。

 

現在は、オーストラリア園前のルリカケス展示場の中に、間借りして展示しています。同じ奄美大島出身の鳥が気になるのか、ルリカケスも覗きにきています。寒くなるまでの展示になると思いますので、赤い美しい鳥「リュウキュウアカショウビン」をぜひご覧ください。

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