ホーム > スタッフから > 鹿児島フィールドレポート  越冬場所に大人気!?クロツラヘラサギが来鹿中
平川動物園ズーブログ

鹿児島フィールドレポート  越冬場所に大人気!?クロツラヘラサギが来鹿中

みなさんこんにちは!平川動物ウォッチング隊員の落合です。今回のズーブログでは、越冬のため鹿児島にやってくるクロツラヘラサギについて紹介したいと思います。

 

読んでの字のごとく、「黒い顔をしたへら状の口ばしをもつ鳥」です。同じサギと名前がつく鳥でも、アオサギやコサギなど、水辺であればどこでも出会える鳥とは異なり、クロツラヘラサギは世界中で約3000羽程しか生息していない超希少種であります!そんなVIP?が毎年、日本各地に越冬のため朝鮮半島や中国から飛来し、特に鹿児島県は国内有数の観察場所にもなっています。

 

 

口にしゃもじがついているように見えますよ~

 

しかも希少種なのに、越冬場所にさえいけば簡単に出会うことができます。運が良ければほんの10m先でエサを探している様子も観察できるのです。越冬地の条件としては、エサが豊富な干潟があることがあげられます。しかしながら埋め立てや汚水の影響で、良好な干潟が維持できない地域もあり、彼らにとっては厳しい環境もあるようです。

 

 

口ばしを左右に振って、カニなどのエサを探します

 

鹿児島県では、錦江湾奥の干潟や調整池、南さつま市や北薩の河川干潟で観察することができます。

 

遠目で見ると、綿あめが並んでいるように見えます

 

大きなしゃもじのような口ばしを左右に振ってエサを探す様子や、首を曲げて綿あめのような姿で休む姿は、とても愛らしいです。いつまでもクロツラヘラサギがゆっくりと越冬できる環境を維持していきたいと感じる瞬間です。

 

いろいろな仕草を見せてくれるので、見ていても飽きませんよ~

 

観察される方は、おどかさずに静かに見守ってあげてくださいね。

.
.