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平川動物園ズーブログ

もうすぐ敬老の日!

みなさん、こんにちは!

9月21日は敬老の日ですね!

今はタッチングコーナーでのふれあいがお休みのため、なかなか見られない子たちを紹介します♪

 

モルモットの高齢個体チームです

 

モルモットは全50頭飼育していますが、来園者が見ることができる展示室には、21頭しかいません。

残りの個体は、バックヤードと呼ばれる展示室の裏側で飼育しています。

モルモットの寿命は5~6年ほど。

この高齢個体チームは、6歳以上の個体が集まっています。

6歳を超えても元気に過ごしていますが、なるべく負担の少ないバックヤードでの飼育をしています。

〇〇ちゃん、元気~?と、個体名を覚えてくださるお客様もおり、担当者としては嬉しいばかりです。

高齢ではありますが、エサもモリモリ食べてくれ、元気にしています♪

 

ふれあいで人気のきなこちゃん

 

バックヤードには、ウサギもたくさんいます!

お鼻が黒いだんごくん

 

あずきちゃん

 

ウサギの寿命は7~8年ほど。

だんごくんもあずきちゃんも6歳以上です。

 

敬老の日ということで、動物たちが長く元気で過ごせるよう、これからも頑張っていきたいと思います。

 

タッチングコーナー担当:加藤

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大変だった台風10号

9月6日から7日にかけて、鹿児島県に台風10号が接近・通過しました。他の地域にお住まいの方々も含めて、被害に遭われた皆様には心よりお見舞い申し上げます。

近年にない規模の台風ということで、事前に十分な対策を行いました。

台風に備えて木をロープで固定しています

 

遊園地のチェーンタワー

 

ベンチも飛ばないようにまとめて縛っています

 

9月6日は台風接近のため、臨時休園としました。職員が協力して台風対策を進めます。

もちろん、動物の世話はこんな時も休むわけにはいきません。通常どおりです。

 

 

9月6日の夕方から強風が吹き、夜になると園内のあちこちで木が折れたり裂けたりする音が聞かれました。

一夜明けてみると…

時計台の小人たちが…

 

木が折れています

 

まとまって倒れた木の根が浮き上がっています

 

園内の樹木だけでなく、ユーカリ畑ではコアラの食べ物であるユーカリの木が折れたり傾いたり、海からの塩分を含んだ風によって葉が傷んでいました。こちらも非常に心配なところです。

このように様々な被害がありましたが、幸いなことに動物への直接的な被害はありませんでした。

 

大きなケヤキの木が根元から折れていました

 

今回、特に困ったのは9月6日の午後8時頃から翌日7日の午後5時頃まで停電になったことです。

エアコンが使えないので、暑さに弱いレッサーパンダも心配でしたし、冷蔵庫で保存している動物たちの食べ物のことも気がかりでした。

 

休園・再開園の目途のことをホームページにアップしようにも、パソコンのバッテリー残量は僅か、そしてインターネットに接続できない大ピンチ!!

何とか電力が復旧した時は、本当にありがたく感じました。

 

9月7日、9月8日は臨時休園とし、職員全員で復旧作業を行いました。

動物公園には動物飼育に携わる部署以外でも多くの職員が働いています。花壇や樹木の管理を行う花緑班、施設や設備の点検・修繕を行う修繕班、園内を綺麗に保つ清掃班は特に大活躍でした。

頼りになります、花緑班。

 

園内バスの運転手・乗務員にも落ち葉や折れ枝を集めてもらうなど、職員総出で対応した結果、ようやく9月9日から通常どおり開園することができました。

 

9月9日以降は いつもどおり開園していますので、ぜひ平川動物公園へお越しください!

そして、このような台風が来ないことを願います。

 

園長 福守

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意見箱より ①動物に餌を与えたい

平川動物公園の入園ゲートには「意見箱」が置いてあります。来園された皆さまがご意見などを書くことができるようになっています。

意見箱

 

毎月、「意見箱」でいただいた内容は担当者が取りまとめています。遊園地や食堂のこと、園内バスのこと、いろいろあります。動物のことに関して、よくあるご要望は

「動物にエサをあげたい」

「動物にさわりたい」

です。わからなくはないですが、結論から言えば「いつでも、どの動物でも」というのはできません。

これまで実施してきた期間限定のイベントとして「好きな動物にエサをあげよう」があります。10種類程度の動物の中から選んで餌をあげることができます。事前に配布する整理券を受け取った方だけが参加できる人気イベントです。対象となる動物種は比較的穏やかで、施設上の制約がないものを選んでいます。

 

このイベントに参加するにあたっては、飼育担当者からお話があります。

・本来、野生では何を食べているのか 動物園では何を食べているのか

・食べ物を食べるために、体のつくりはどうなっているのか

・食べるときにどのような動きをするのか

・日頃、動物園では「動物に餌を与えないでください」と、なぜお願いしているのか

・安全な餌の与え方

そのようなお話を聞いた後に、実際に動物に餌をあげてもらいます。

イベント「好きな動物にエサをあげよう」
※常時行っているわけではありません

 

間近で動物たちが食べる姿を見ること、体験することは魅力的です。それはよく理解できます。私自身も大好きですから…

 

一方で、いつでも、誰でも、どの動物にでも餌をあげられることに関しては、安全上、健康管理上いくつかの問題があります。

 

①安全面

動物園でくらす動物は動物園生まれですが、「ふれあいランド」にいるヤギやモルモットなどを除くと野生動物です。いわゆる「ペット」とは全く異なります。なつかないし、見た目と異なり危険な動物も多いです。

「餌をあげたい」

と思っても、噛まれたり、引っ搔かれたり、突き飛ばされたり、踏まれたりする可能性が十分にあります。安全面からお勧めできません。

別の問題として、群れでくらす動物に少量の食べ物を与えると、ケンカが起きてケガの原因になることも考えられます。

ふれあえるのはモルモット、ヤギなどの家畜・愛玩動物だけです

 

②衛生面

皆さんの手はキレイなようでも、いろいろな物を触ったら病原菌やウィルスが付着しているかもしれません。動物たちを病気にさせないために、餌を手渡しで与えることはお勧めできません。

 

③栄養面

シカの所で付近の葉っぱをちぎって与える人がいます。1枚だけなら問題ないかもしれません。しかし、動物園にはたくさんの人々がやって来ます。数千人の人がそれぞれに何枚かずつ葉っぱをシカに与えたらどうなるでしょう?

・食べ過ぎて肥満の原因になる

・栄養が偏る

・与えた葉っぱは毒草かもしれない

・お腹いっぱいで飼育担当者が給餌した時に食べてくれない

(食欲で健康状態が把握できない)

与えたものが葉っぱならまだマシです。お菓子を与えると虫歯の原因となります。脂っこいもの、香辛料など刺激の強いもの、塩分が多いものも健康に影響があります。

シカたちは乾草と草食獣用固形飼料を食べています

 

というわけで、動物園にいる動物の健康のこと、お互いの安全のことを考えると、「餌を与えたくても与えてはいけない」ことがお分かりいただけたでしょうか?

あたえないでください!

 

「動物をさわりたい」

というご要望については、別の機会に書きたいと思います。

園長 福守

 

 

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かわいいけど猛々しい? コアラのオス!

みなさんこんにちは!平川動物ウォッチング隊員の落合です。当園の看板動物であるコアラ。とてもかわいらしいですよね!でもちょっと待ってください。やっぱり生存競争と遺伝子を残すため、必死すぎてかわいくないこともあります。今回はメスを求めることが生きるすべて!?の、オスコアラの特徴について紹介したいと思います。

 

まずは体が大きいこと。メスの体重が4~6㎏程度なのに対して、オスは8~10㎏ほどあります。※当園で飼育しているクイーンズランドコアラは体つきもがっしりしていて、二の腕なんかはほれぼれすることもあります。頭も大きく、横から見るとやや四角い形をしています。

二の腕好きにはたまらない太さ!

 

横顔はやや四角い
頭も大きいです

 

つぎにオスで一番特徴的な部分「臭腺(胸にあります)」があります。ここから、ややすっぱっくてあぶらっぽい匂いがする液体を出しています。これを木にこすりつけてマーキングし、縄張りの主張や存在を誇示させています。

 

胸にある茶色の部分が臭腺
個人的には癖になるくささです…

 

自分の存在を知らせるためによく鳴きます。鳴き声は低音で「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛~」みたいな感じです。なんとも表現しづらいですが、まったく可愛くなく不気味な鳴き声です。

 

鳴くときは、上を向きます。かなり遠くまで聞こえますよ!

 

そして生殖器である睾丸と陰茎です。睾丸は後脚の付け根近くにあり、運がよければ見ることもできます。陰茎は総排泄腔に収納されており、交尾時に出てきます。驚くべきは、先端が二股に分かれていることです。これはメスの膣内がY字に分かれており、効率よく精子を送り込めるためだと考えられています。

 

またの近くにあるお饅頭のような形の睾丸

 

先端が二股に分かれています

 

現在、コアラ館リニューアルのため、オスのブンダとバンブラは仮施設で飼育しています。来年の春には、再び皆様の前に登場できると思いますので、オスの猛々しい姿をぜひ観察してみてくださいね!

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本物とくらべてみよう!Part 2!

みなさん、こんにちは!

夏本番の暑さになってきましたね!

園内では感染症対策のためマスクをされている方も多いですが、熱中症にも気を付けながら、こまめに水分補給などを行ってください♪

 

どうぶつ学習館で展示されている『ヒツジからできた動物たち』。

今回も、その動物たちと本物の動物たちをくらべてみました!

Part 1はこちらからどうぞ!

 

涼しそうなフンボルトペンギン

 

迫力満点!!ジオンくんは暑くてのびています。

 

シンリンオオカミ。ミナちゃんも興味津々!

 

オグロプレーリードッグ。しっぽの先端の黒いところまでそっくり!

 

ホッキョクグマ。カナちゃんも暑くてのびているのかな…?

 

作品をじっくり見てみたい方は、どうぶつ学習館へ!

涼しい室内で休憩しながら、ゆっくりと『ヒツジからできた動物たち』をお楽しみください♪

 

8月から運行を開始した「南国しろくま号」ともパシャリ♪

 

(マスコットの色つきの毛は、一部市販品を使用しているものもあります。)

 

ふれあい担当:加藤

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