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平川動物園ズーブログ

ネパールで野生動物を見てきました!PART1

 皆さんこんにちは。今回縁あって11月30日から12月7日まで当動物園の飼育展示係である松元と堤がネパールで野生動物を観察するツアーに参加してきましたのでその報告をさせていただきます。

 今回の旅は、福岡を拠点に活動されている動物プロカメラマンの津田堅之介さんが企画したもので、ネパールで野生動物の観察、撮影を行う、というものです。

 

 ところで、皆さんネパールという国についてご存知ですか?ここでネパールについて簡単に説明します。

 ネパール全体写真 ネパール詳細写真

 

 ネパールは北を中国、東、南、西をインドに囲まれた内陸国で、気候は日本と同様、四季があります。私たちの行った11月から12月にかけては、特に雨が少なく過ごしやすい絶好の旅行シーズンです。

世界一の標高を誇るエベレスト山を始め、8000m級の山々が連なるヒマラヤ山脈や、数多くの動物保護区や国立公園などが存在し、今なお雄大な自然と野生動物が生きる国です。ベンガルトラやインドサイなどの希少動物や数多くの鳥類が生息します。

今回は首都であるカトマンズ、リゾート地であるポカラ、そして野生動物の宝庫チトワンに行き、その中でもチトワンで遭遇した野生動物について皆さんにご紹介したいと思います!

 

今回は福岡発、香港経由の飛行機で鹿児島から約15時間かけてネパールへ行きました。

 まず、カトマンズや世界遺産である古都バクタプルなどを観光した後、ポカラへと移動。その時ポカラの空港から見えたヒマラヤ山脈がこちらです。圧巻の風景!

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リゾート地であるポカラの空港から撮影したヒマラヤ山脈。

世界一、8848mの標高を誇る雄大なエベレスト山を生で見る事が出来て感激!

 その後、ポカラでひとしきり観光を堪能し、今回一番の目的であった野生動物の宝庫チトワンへ!チトワンには、1973年にネパールで初めて国立公園に指定されたチトワン国立公園があり、そこには様々な野生動物が暮らしています。

チトワンに着いて早々、休む暇もなくエレファントサファリで野生動物探索へと出かけます。

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エレファントサファリではゾウの背中に乗ってジャングル探検へ。こちらは生後5か月の赤ちゃんゾウも一緒に探検に出かけます!この時期はいつも母親と一緒です!

 

 しばらくジャングルを歩くと最初に出迎えてくれたのがこちら、カンムリワシです!

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カンムリワシ。日本では西表島と石垣島だけに生息する猛禽類。日本では国の特別天然記念物に指定されています。

 

そして木々が生い茂るシャングルをゾウに揺られながら、奥へ奥へと入っていくと、ついに姿を現しました。待望の野生のインドサイ!

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インドサイ。鎧の様な皮膚と一本角が特徴。絶滅危惧II類(VU)。

ゾウが近づいても臆することなく草を食んでおり、しばらくしてジャングルの中へと消えて行きました。その雄大な立ち姿と圧倒的な存在感に思わず感動してしまいます。

 

続いて出迎えてくれたのがこちら、アクシスジカ。

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アクシスジカ。世界一美しいシカと言われる事も。その理由は体の特徴的な斑点模様。

警戒心が強く、私たちの姿を見つけるとすぐに逃げてしまいました。しかし、逃げる時も茂みの中を軽快に跳ねてあっという間に見えなくなります。きれいな斑点模様だけでなくその脚力にも感動させられました。

 

 

この他、セグロコゲラなど数種類の鳥類と遭遇しながら2時間ほどのジャングル探索を終え、乗せてくれたゾウさんとゾウ使いさんにお礼を言いつつ、チトワンでの初日を終えました。

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私たちをジャングル探検に連れて行ってくれたインドゾウのサンティカリ(45歳・♀)とゾウ使いさん。どうもありがとうございました!

 

今回はここまでです。次回は、チトワン国立公園内でのジープサファリ体験談などを書いていこうと思います。乞うご期待!

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