国際ツルワークショップ・シンポジウムに参加しました!
更新 2014年2月21日
1月17日・18日に出水市で開催された国際ツルワークショップ・国際ツルシンポジウムに参加してきました。国際ツルワークショップは、「クレインパークいずみ」という、ツル専門の博物館で行われました。
「ナベヅル・マナヅルの保護と国際協力」というテーマで充実したワークショップが行われ、初めて参加しましたが、野生のツルの状況を聞いてとても勉強になりました。
また、18日の午後からは、出水市文化会館で、国際ツルシンポジウムも開催され、「北東アジアにおけるツル類の現況と課題」というテーマで行われました。アメリカ、ロシア、韓国、中国、日本の関係者からの報告があり有意義なシンポジウムになりました。
18日の早朝にねぐらの観察会にも参加し、多くのナベヅル、マナヅルを観察できました。今シーズンの最高羽数はナベヅル10,628羽、マナヅル1,919羽、その他のツル10羽の計12,557羽でした。
ねぐらからツルたちが一斉に飛び立つときの迫力はすごかったですし、大空を舞う姿はとても優雅でした。みなさんもぜひ足を運んでゆっくり観察してみませんか?
2月5日から北帰行も始まりました。
ところで、世界には15種類のツルがいます。平川動物公園では、その内11種類を飼育しております。現在、ツル舎の一部をリニューアルする為、一部のツルはコアラ館近くの仮獣舎などで飼育しております。今秋、リニューアルオープン予定ですので、日本一のツルの飼育種数である平川動物公園にぜひお越しください!
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