サマースクール
小学5、6年生を対象に毎年行われている1日飼育体験「サマースクール」。
今年で40回目を迎えたとても歴史の長いイベントで、親子2代にわたって参加されたという方もいらっしゃるようです。
今年は8月19日、20日に行われ、2日間で約120人の小学生が飼育員の仕事を体験したり、ワークショップを通して動物について学習しました。
今回はその様子をご紹介します。
まずは開校式です。辞令交付式で「1日飼育係」に任命されました。

まだみんな緊張の面持ちです
その後、今日1日一緒に仕事をする飼育員と担当する動物の発表があり、それぞれの飼育舎で作業に入りました。

ゾウのウンチはとても大きくて重い!

カピバラのプールは意外と深い!
真夏の屋外での作業に少々バテ気味のみなさん。3、4人のグループで作業をしましたが、飼育員は毎日1人で行っています。
大きなプールの掃除やたくさんのエサの準備に、楽しいだけではない飼育員の仕事の大変さが伝わったようです。
だんだんとみなさんの表情が真剣なものになっていきました。

このサルはどんなエサを食べているのかな?

ケガはないかな?カバの口の中を観察
午後はグループに分かれてワークショップを行いました。

ホワイトタイガーの子育てについて勉強

鳥の羽について学習した後、実物の羽で羽ペンづくり

エサとウンチの関係について手作り図鑑を作成
参加してくれたみなさん、とても忙しくて大変な1日だったと思いますが楽しんでいただけたでしょうか?
この体験を通して飼育員の仕事だけではなく、命の大切さ、野生動物を取り巻く環境問題などについて何か感じてもらえたらと思います。
来年もたくさんの方の参加をお待ちしています!