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平川動物園ズーブログ

こんなの食べるの? インドゾウのエサ編

 みなさんこんにちは!平川動物ウォッチング隊員の落合です。今回のズーブログでは、インドゾウのちょっと驚くエサについて紹介します。皆さんが想像するゾウのエサは、きっとバナナやリンゴ、サツマイモなどではないでしょうか?確かにこれらの果物や根菜類もエサとして与えるのですが、一日に与えるエサの総量の内1割程度しか与えません。では、残りの9割ほどは何を食べているのでしょうか?

答えは草と木です。

草は乾燥させた牧草の「乾草」や、みずみずしい牧草である「青草」が主体です。これらの草は、牛や馬などの畜産関係でも使用されているものと同じものを使っています。では、木とは何でしょうか?

乾草(スーダングラス)をほお張るラウナ エサの総量は季節によって変動ありますが、50~100kg程度になります!

乾草(スーダングラス)をほお張るラウナ エサの総量は季節によって変動がありますが、50~100kg程度になります!

 

平川動物公園で与えている木は、カシやシイの仲間(ドングリができる木です)、ヤマモモ、サクラ、竹などが主体です。これらの木のどこを食べているかというと、葉っぱはもちろん、樹皮や幹を含む全てがエサになります。

カシの木を食べようとするアンリー

カシの木を食べようとするアンリー、木や竹は園内の伸びすぎたものを、職員が切りに行っています!

 

 

野菜や草と違って、大きな木や竹は食べるのに時間がかかります。足で踏んで、鼻で引っ張り、少しずつ食べていくためです。その巨体を維持するために、睡眠時間以外は採食に費やす野生のゾウと、少しでも同様な生活を送ってもらうために、木や竹などのエサはとても大切なものです。また、豊富に含まれる繊維質がゾウの消化機能に大変よく働き、なくてはならないエサにもなっています。

 

脚でふみつけ、鼻を器用に使い、しごいて葉っぱを掴みとります!

脚でふみつけ、鼻を器用に使い、しごいて葉っぱを掴みとります!

 

約一時間後にはこの有様!原型をとどめず、食べていました!

約一時間後にはこの有様!原型をとどめず、食べていました!

バリッ!バリッ!とすごい音で引き裂いて食べる姿は、野生のにおいを一層感じさせてくれます。とても迫力がありますので、是非ご覧になってください。

ゾウ舎のまわりは、ゾウが食べられる木や植物を植えています。数年後には立派な「インドの森」になることでしょう!

ゾウ舎のまわりは、ゾウが食べられる木や植物を植えています。数年後には立派な「インドの森」になることでしょう!

 

 

 

 

 

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