雨の日のお楽しみ!~濡れない場所から動物観察!~
みなさんこんにちは!平川動物ウォッチング隊員の落合です。とうとう梅雨に入ってしまった鹿児島ですが、この時期は雨が続き動物公園は敬遠されがちになってしまいます。そこで今回のズーブログでは、雨の日でも濡れない場所(屋内観察、ガラスビューポイント)からの動物観察について紹介したいと思います。
まずはアフリカ園
桜島をバックに雄大な景色を眺められるアフリカ園ですが、雨の日はなかなかその姿をみることはできません。でもここでは、平川動物公園名物の足湯があり、ゆっくりしながら動物たちの動きを観察できます。時折、駆け回るミナミシロサイの動きは雨の日限定ですよ!

名物の足湯には屋根がついています!

カバ展示場エレベーター前にも屋根があります。キリンを近くで観察できますよ!

アフリカ園前の食堂では2階から食事をしながら、ゆっくり動物観察できますよ。
カバ展示場
1階部分のプールサイドは屋内観察ができます。雨の日も気にせず、プールの中でのんびりしている姿は癒されますよ!

ゆったりプールに入るカバを間近で観察!
ライオン・オオカミ展示場
ガラス越しに観察できるガラスビューポイントがあります。解説パネルをゆっくり読みながら動物博士を目指してみてはどうでしょうか?

解説パネルにも注目!

ガラスの前で眠る姿も見れるかも!?
ホワイトタイガー、ベンガルトラ展示場
ガラスビューポイントの目の前で休んでいることが多いので、その迫力を間近で感じることができます。
また、ホワイトタイガーの子どもたちは雨の日でも3頭仲良くじゃれあっていますよ!

ガラスがあってもちょっとビビってしまいますよね!?

トラの大きさをガラス越しに体感できますよ!
白鳥池前レストハウス
この春にオープンした休憩所です。目の前にはフクロテナガザルが暮らす島があります。時折あげる雄叫びを聞いていると、生息地のマレーシアやスマトラの熱帯雨林にいるような気分になります。

お弁当でも食べながら、ゆっくり休憩ができます!
レッサーパンダ展示場
屋内展示場の観察場所は、屋根もあって雨に濡れることはありません。壁面などに展示されている飼育員特製の解説パネルは、とってもかわいいデザインですよ。

レッサーパンダの情報がたくさん載っている解説パネル。屋内展示場のレッサーパンダはどの子かな?
は虫類・夜行性動物館
昨年にオープンした屋内展示施設です。巨大なミシシッピワニやアフリカニシキヘビ、暗闇を飛び交うエジプトルーセットオオコウモリなどを空調の効いた室内で観察できます。

この建物の中は空調も効いていて、ジメジメの日でも快適です!
かごしまの動物ゾーン
こちらも昨年にオープンした施設。奥にあるニホンイノシシやホンドキツネの展示所は屋内観察舎となっています。壁面にある鹿児島の動物を解説したパネルには、奄美群島を有する鹿児島の生物多様性を紹介しています。

ガラス越しや柵越しで観察できます!

ニホンイノシシが間近で見れます!

ホンドキツネはガラスの前がお気に入りのようです
コアラ館
コアラ館には屋内と屋外の展示場がありますが、どちらも天井部には屋根があり雨に濡れることはありません。コアラが食べる唯一のエサであるユーカリの香りが、雨の日には一層たちこめています。とってもいい香りなのでアロマ効果もあるのではないでしょか?朝と夕のエサの交換のタイミングに飼育員と出会えれば、たくさんのお話を聞くことができますよ!

ユーカリの香りが漂ってます!
インドの森ゾーン
インドゾウ展示場の目の前にある足湯を利用すれば、ゆったりとした気持ちでゾウの行動を観察できます。雨が強く降っている時は、豪快に泥浴びする姿を見ることができるかもしれません。そして、足湯の隣にあるクジャク展示場からは、オスクジャクたちのラブソング!?である甲高い鳴き声も聞こえるかもしれません。

こちらの足湯はとっても広い!ゆっくりあったまってください。

ガラスビューポイントでは、巨大なゾウが目の前にくるかも!アンリーでかすぎ!!
カワウソ・ペンギン展示場
プール内を観察できるガラスビューポイントでは、雨の日でもまったく気にせず泳ぐ姿を観察できます。

ペンギンの泳ぐスピードにびっくりするはずです!
ふれあいランド
モルモット(テンジクネズミ)やウサギに触れることができるタッチングコーナーでは、雨でも濡れることなくかわいい動物たちと触れ合えることができます。来園者も少ないと思いますので、お気に入りの子を見つけてみてはいかがでしょうか?

開催時間は10:00~11:30、13:30~15:00です!

ゆっくりさわって、お気に入りの子を見つけてね!
世界のクマゾーン
ホッキョクグマやツキノワグマ、マレーグマの展示場には、ガラスビューポイントがあります。目の前を通りすぎるクマたちの、大きな手や毛並に注目してみてはいかがでしょうか?

いろいろな種類のクマを比較してみよう!
さて、あっというまに動物公園を一周してきましたが、このように随所随所に屋内観察が可能な場所を設けています。「雨だから動物公園はちょっと…」というお気持ちもあるとは思いますが、雨だからこその動きや表情を見せてくれる動物もたくさんいますし、なによりゆっくり観察することができます。今年の梅雨は、動物公園で雨の動物観察を体験されてはどうでしょうか?

突然の雨にも安心な貸傘もございます!