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平川動物園ズーブログ

ひさびさの発見!ツマベニチョウが飛んできた!

みなさんこんにちは!平川動物ウォッチング隊員の落合です。今回はチョウのお話です。動物園でチョウ?と思われる方も多いと思いますが、当園では鹿児島県が分布の北限であるツマベニチョウの飼育展示を15年近く行っています。春から夏にかけて園内に飛来したチョウより採卵し、幼虫の育成、蛹の羽化、成蝶の飼育、そして採卵というサイクルを繰り返しながら、累代飼育を行ってきました。しかし近年、野生のツマベニチョウの飛来が見られなくなり、飼育個体の近交が進み、繁殖が見られなくなってしまいました。飼育の再開には、野生個体の飛来を待つしかなく、半ば諦めていた中、約3年ぶりに幼虫と蛹を発見したのです!

 

オレンジ色が特徴の大きな白いチョウです!

オレンジ色が特徴の大きな白いチョウです!

 

ツマベニチョウは熱帯から亜熱帯に分布する世界最大級のシロチョウの仲間です。幼虫が食べる食樹は、「ギョボク」という木の葉のみで、飼育展示にはギョボクの育成も重要になってきます。いつでも幼虫にエサを与えられるように、ギョボクの鉢植えが300鉢以上あり、羽化コントロール用の冷蔵庫も準備しています。

 

食樹であるギョボクの鉢植え

食樹であるギョボクの鉢植え

 

見つけたのは、一匹の幼虫と二つの蛹だけですが、来年以降に期待ができそうです!

 

幼虫はずばり青虫です!

幼虫はずばり青虫です!

 

蛹は葉っぱの色そっくりです!

蛹は葉っぱの色そっくりです!

 

あたたかい日が続けばまだ飛来してくる可能性があるので、園内で大きな白いチョウを見かけた際には、是非注目してみてくださいね!

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