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平川動物園ズーブログ

タンザニアに行ってきました!PART2

 みなさんこんにちは!前回のPART1のブログではタンザニアという国について概略を報告しました。

前回の詳細はこちら→タンザニアに行ってきました!PART1

 

 さて、今回からはいよいよ本編に突入です!実際の体験記を書いていきたいと思います。

 

 まず、日本からタンザニアへは、直通便が無いため、関西空港からドバイ(アラブ首長国連邦)経由で向かいました。日本からドバイまでは約10時間、空港での乗り継ぎ時間が約6時間、ドバイからタンザニアまでは約5時間です。という訳でほぼ1日かけてようやくタンザニアの首都であるダルエスサラームに到着しました。

 

 そして次の日、ダルエスサラームから空路で2時間半ほどかけキゴマまで行き、そこからさらに航路で2時間半ほどかけてゴンベ国立公園へと移動しました。

ブログパート2 写真1

 東部のダルエスサラームから西部のキゴマ、そしてゴンベ国立公園へ

 

 ゴンベ国立公園はタンザニア西部・タンガニイカ湖畔にあり、チンパンジーを主要保護動物とする事を目的に、1968年に設立された国立公園です。チンパンジーの他にも多数の動植物が生息しています。また、チンパンジー研究の第一人者であるジェーン・グドールが1960年から長期調査、研究を行った場所でもあります。ジェーン・グドールは、チンパンジーが道具を使う事や、草食では無く肉も食べる雑食である事、性格に個体差がある事などを世界で初めて証明し、目覚ましい研究成果を上げました。その研究の舞台となったのが、ここゴンベ国立公園です。

 

 ここでは、チンパンジー観察を主目的とした山道散策(トレッキング)を行いました。

 

 IMG_6798

ゴンベの森。樹木がうっそうと生い茂る自然豊かな場所。パッと見は屋久島のよう?

 

 

 道中、たくさんの野生動物たちと出会うことが出来ました。

 

 アヌビスヒヒ

アヌビスヒヒ 霊長目オナガザル科

 

アカオザル 

アカオザル 霊長目オナガザル科

 

ブルーモンキー 

ブルーモンキー 霊長目オナガザル科

 

アカコロブス 

アカコロブス 霊長目オナガザル科

 

 

 そしてしばらく歩いて、ようやくチンパンジーに出会うことが出来ました。

 

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チンパンジー 霊長目ヒト科

 

この2頭は親子で右がお母さん(25歳)、左は女の子(7~10歳ほど)だそうです。

 

 ゴンベには現在約100頭のチンパンジーが生息しており、1頭ずつ個体管理されているそうです。動物園で見るチンパンジーに比べ、穏やかな表情をしており、観光客に対してあまり関心を示していない様子でした。お互いに毛繕いをしたり、じゃれ合ってスキンシップを取ったりしながら移動する様子を約1時間に渡って観察する事が出来ました。

 

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お母さんが優しく毛繕いをしてあげています

 

 

 2度目の散策では遠目からですが11頭の群れを観察する事ができ、また、アカコロブスを狙って狩りを行う様子も観察する事が出来ました。(チンパンジーは果実を中心に、種子や花、葉、昆虫などを食べる雑食で、小型のサル類を捕食する事もあります。)

 

 ゴンベのチンパンジーは1960年から調査、研究が行われていますが、その数は減少傾向にあると言われています。それは、病気が原因であったり、人間の経済活動による生息域の減少が原因であったりします。現地では森林再生プロジェクトとして植林を行ったり、地域住民への農業指導などを行っているそうです。同じ地球に暮らす生き物として私たち人間と共生できる形が見つかると良いですね。

 

 というわけで、ゴンベ国立公園編はここまで。次回はセルー動物保護区での体験を報告したいと思います。それではお楽しみに!

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