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平川動物園ズーブログ

稲刈り終了後のお楽しみ!稲わらの季節がやってきた!

みなさんこんにちは!平川動物ウォッチング隊員の落合です。鹿児島の田園地帯も稲刈りが終わり、新米が美味しい季節になりましたよね!この稲刈りの時期を楽しみにしている!?動物がいるのですが…新米が食べられるからというわけではなく、もみをとった後の稲わらを楽しみにしているのです。その動物の名前はゾウ!草や木を主食にしているゾウは稲わらも食べるのです。

 

こちらが稲わら

こちらが稲わら

 

飼料倉庫には大量の稲わらがストックされています!

飼料倉庫には大量の稲わらがストックされています!

 

動物公園でゾウに与えている乾草(乾燥させた牧草)は、チモシーとスーダングラスの2種類が中心です。比較的食べやすくまとめられているこの2種類は、ゾウが食べやすいという利点はあるのですが、ムシャムシャと食べられるため摂餌時間が短時間で終了してしまうと欠点もあります。一方、稲わらはというと、長くて、まとまっていないため、ゾウが食べるためには…

①稲わらを束にしてまとめる

②わらの芯部分のみを好んで食べるため、外皮を口でしごいて分ける

③わらに付着したほこりや火山灰(鹿児島ならでは!)をたたいて落とす

 

口でしごいて外皮を外していきます!

口でしごいて外皮を外していきます!

 

地面に打ち付けて汚れを落とします!

地面に打ち付けて汚れを落とします!

 

パチーン!パチーン!と、これでもかというぐらい叩きます!

パチーン!パチーン!と、これでもかというぐらい叩きます!

 

このような順序でようやく口に運んで食べ始めます。すぐに食べられるエサに比べて採食に費やす時間が長くなることから、ゾウの日常生活での退屈な時間を減らすことにも役立っています。稲わらを地面に叩きつけて汚れを落とす動作は「パチーン!パチーン!」とい大きな音がして迫力がありますよ。稲わらを与えるタイミングは、朝一番の放飼直後と、夕方4時頃での寝室で食べるエサの時間に見ることができます。

鼻を使って器用に束ね、汚れを落とすために大胆に振り回す姿は必見で、稲わらがエサとしてある時期限定です。ぜひインドゾウの食事風景を観察してみてくださいね!

 

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