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平川動物園ズーブログ

ゾウ会議&ペンギン会議に参加してきました!

みなさんこんにちは!平川動物ウォッチング隊員の落合です。今回のズーブログは、11月と12月に行われた「ゾウ会議」と「ペンギン会議」について紹介したいと思います。

 

まずゾウ会議ですが、国内の動物園で飼育されているゾウについて研究発表や意見交換、飼育の方向性などを話し合う会議で、毎年開催されています。今年は愛知県豊橋市豊橋総合動植物公園で開催されました。会議には全国のゾウ飼育担当者や獣医師、大学などの研究者が約100名集まり、2日間にわたり多くの研究発表や意見交換が行われました。当園からはメスのインドゾウ「アンリー」の足の治療について口頭発表を行ってきました。発表内容は以下のタイトルをクリックしてください。

 

「アジアゾウにおける右前肢の治療と経過過程」

 

一時はこのような感じになってしまった爪も…

一時はこのような感じになってしまった爪も…

 

治療の結果、このようにきれいに治りました!

治療の結果、このようにきれいに治りました!

 

また、今回の会議の大きなテーマが「ゾウが倒れた時」という内容でした。体重が3tを超える巨体のゾウが倒れた場合、自力で立てない時には起立補助を行うのが一般的です。ただ、巨体ゆえに、起こすにも様々な機械や手法を駆使しなければなりません。そういった手法を全国のスタッフが集まって意見交換できたのは、当園にとっても大変参考になりました。今は健康なゾウたちですが、近い将来は高齢化が進み、四肢も当然弱ってきます。そんな時に少しでも彼らの力になれるよう準備を進めていきたいと思っています。

 

まだまだ元気な推定38才のアンリー!そろそろ将来についても考えていかないといけません!

まだまだ元気な推定38才のアンリー!そうはいっても、そろそろ将来についても考えていかないといけません!

 

 

次にペンギン会議ですが、こちらの会議はペンギンが大好きな一般の方々から、飼育員、獣医師、研修者が一同に集まり行われる会議で、今回は山口県下関市の下関市立しものせき水族館の協力のもと開催されました。1日目は一般参加者も聴講できる内容で、野生のペンギンの暮らしぶりや、動物園水族館の飼育の取り組みについて紹介する会議内容となっています。2日目は飼育管理、繁殖についての専門家向けの会議内容となっており、約170名が2日間の会議に参加しました。

 

会議の途中、下関市の ペンギンマスコットが大集合!!

会議の途中、下関市の
ペンギンマスコットが大集合!!

 

当園からは、平川動物公園でのペンギン飼育の歴史と取り組みについて紹介してきました。

発表内容は以下のタイトルをクリックしてください。

 

「日本最南端のフンボルトペンギン ~鹿児島市平川動物公園のペンギン飼育の取り組み~」

 

地方の動物園の小さなペンギン展示場ですが、工夫次第ではペンギンたちが生き生きと生活できる!ことを紹介してきました。今年度も実施を予定していた「ペンギンのお散歩タイム」も、その一環として行っているイベントでしたが、今年は鳥インフルエンザの影響で実施を見送っております。例年とは異なる冬を過ごすペンギンたちですが、少しでも快適に楽しく暮らせるよう工夫をしていきたいと思っています。

 

 

今年もしっかりと卵を産んでくれています!

今年もしっかりと卵を産んでくれています!

 

このように、飼育スタッフは様々な会議や研究会に出向いて情報収集を行っています。それも、動物たちが少しでも健康に快適に過ごすことができ、希少動物保護のためにも繁殖に関わるデータが入手できるよう飼育業務以外でも奮闘しています!このようなちょっと変わった会議!?(バク会議やコアラ会議もあります!)があることも知っていただければと思います!

 

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