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平川動物園ズーブログ

タイトル:ゾウのウンチはどうなるの!? ~ウンチの一生!!~

みなさんこんにちは!平川動物ウォッチング隊員の落合です。今回のズーブログでは、巨大なゾウが毎日だす「ウンチ」のお話です。掃除中にお客様によく聞かれる質問があります。「そのウンチどうするのですか~?」と…今回はそんなウンチについて、ちょっと掘り下げてみたいと思います。

 

ウンチ中のアンリー! おしりもウンチも大きいです! ちょっとはずかしいのかな?

ウンチ中のアンリー!
おしりもウンチも大きいです! ちょっとはずかしいのかな?

 

体重が約3500㎏もあるインドゾウは、季節により変動がありますが毎日50~100㎏近いウンチをしています。当然動物公園では断トツの排便量です!

 

2頭での一日の総量です。90Lバケツで8杯もあります…

2頭での一日の総量です。90Lバケツで8杯もあります…

 

これらのウンチの行く末はというと、ずばりほとんどが堆肥になります。つまり肥料です。

堆肥化には、未消化の物や水分が多いと時間がかかり、自前での加工は困難です。そこで専門業者に依頼し良質な堆肥にしていただいています。

 

このコンテナに入れて回収してもらいます。全ての動物たちのウンチを入れると、2~3日で満タンになります。

このコンテナに入れて回収してもらいます。全ての動物たちのウンチを入れると、2~3日で満タンになります。

 

野生下のゾウも、広大な森で摂餌や移動をすることで、他の動物も使用できる道(獣道)や植物が育成できる林床を形成するのに貢献しており、そのウンチは未消化の種による植物の拡散や森を豊かにする堆肥として役立っています。

場所は異なりますが、動物公園のゾウのウンチも植物を豊かにする堆肥として活躍しているのです。

 

完成した堆肥は全く臭くありません!

完成した堆肥は全く臭くありません!

 

また、平川動物公園では、別の利用法として、紙の加工もしています。ゾウのウンチの中には未消化の草や木の繊維がたくさん入っています。これらを取り出し、消毒と粉砕を行い紙漉きの要領で型に入れていくと、ゾウのウンチペーパーが完成します。よーくみてみると草の繊維が残っており、独特の質感があります。もちろん臭くはなくとってもおしゃれな感じがします!

 

ウンチだけに「運」がつきそうなお守りにして配布することもあります!

ウンチだけに「運」がつきそうなお守りにして配布することもあります!

 

このように、巨大なゾウの日常生活の副産物!?であるウンチにもちゃんとした役割があるのです。ゾウ展示場で大きなウンチをご覧いただいた際には、ウンチの役割を思い出していただければと思います!

 

 

 

 

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