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平川動物園ズーブログ

科学の祭典2015に参加しました!

 

 みなさん、こんにちは!教育普及担当の落合祐子です。夏休みが始まり、いかがお過ごしですか??7月25日(土)に、鹿児島市立科学館で開催された「青少年のための科学の祭典2015」に参加してきましたので、今回はその内容を少しご紹介します。

  科学の祭典は、青少年の科学技術離れを防ぐ事が目的で1992年に全国規模でスタートした体験型イベントで、毎年学校の先生や学生、各研究機関がブースを出展し、様々な実験を通して科学の面白さをお伝えしています。

 平川動物公園は、一昨年、昨年に引き続き、「鳥の羽☆ふしぎ発見!」と題し、動物園で飼育している様々な鳥の羽を用いて実験を行いながら、“鳥の羽のふしぎ”を紹介しました。羽のつくりや水をはじく仕組みを調べ、最後に鳥の羽の標本カードを作って完成です。

 そして、今年の目玉はこれ!!

 

タンチョウの左翼の標本(実物大:約1mあります)

タンチョウの左翼の標本(実物大:約1mあります)

 

科学の祭典で展示しました!

科学の祭典で展示しました!

 

 これは、タンチョウの飼育担当者が集めた羽を一枚ずつ並べて作製した標本です。鳥には数種類の羽があり、役割も様々。例えば、大きくて丈夫な「風切羽(かざきりばね)」は鳥が飛ぶ時に重要な役割を果たします。そして「雨覆羽(あまおおいばね)」は翼をたたむと体の表面を覆うように一番上にくる羽で、風切羽の根元を覆い守る役割があります。

 羽は、生えている部位や向き、重なる順番などが決まっているため、きちんと並べないと正しく翼を再現することができません。そこで、まずは翼の種類ごとに並べていきます。

大きくてしっかりしている三列風切羽。ちょっとした色の違いが、重ねる順番のヒント

大きくてしっかりしている三列風切羽。             ちょっとした色の違いが、重ねる順番のヒント

  

白くて柔らかい小雨覆羽。雨覆羽は数も多いので、順番に重ねるのも一苦労…

白くて柔らかい小雨覆羽。雨覆羽は数も多いので、     順番に重ねるのも一苦労…

 そして、やっと完成です。翼をバッと広げる様子はなかなか見ることができないので、翼がこんなにたくさんの羽で構成されていたとは!!と驚いた方も多かったようでした。

  動物たちの体には、たくさんの「ふしぎ」が詰まっています。今回は、科学の祭典でのご紹介でしたが、今後も動物公園で様々なワークショップを通して皆さんに動物たちの「ふしぎ」をお伝えしていこうと思います。

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