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平川動物園ズーブログ

もっと知ってほしい!動物園は博物館!

みなさん、こんにちは!教育普及係の落合祐子です。みなさんは最近いつ「博物館」に行きましたか?去る5月18日は国際博物館会議(ICOM)が博物館の役割を広く知ってもらうために1977年に定めた「国際博物館の日」でした。この日にちなみ、「動物園は博物館!」というテーマでイベントを行いましたのでご紹介します。

 

~動物園は博物館??~

1951年に制定された「博物館法」で、博物館は大きく「歴史」「民俗」「美術」「産業」「自然科学」の5つの分野に分類されています。例えば、鹿児島市にある博物館だと、鹿児島県歴史資料センター黎明館や鹿児島市維新ふるさと館は歴史系、鹿児島県立博物館は自然科学系です。

博物館は、資料の収集、保管・管理や調査研究を行うところで、資料についてや博物館の取り組みについて、広く知ってもらう場所です。一方、動物園は、動物の収集、飼育・管理、調査研究をし、来園者のみなさんに動物の生態や彼らが生息している環境について、動物園で取り組んでいる調査研究について、広く知ってもらう場所です。博物館で展示されている資料(例えば絵画や土器、標本など)を動物に置き換えて考えてみると、博物館と動物園が行っていることは同じ、つまり「博物館=動物園」ということがわかります。

 s-ポストカード2   

より多くの方に知っていただくためにポストカードをプレゼントしました。

 

~博物館のイメージは??~

今回イベント内容を考えるにあたり、担当者同士で自分たちが子供の頃に行った「博物館」のイメージを出し合いました。

・標本がたくさんあってワクワクした。

・文字がたくさんあって読むのが疲れた。

このイメージに沿ったイベントとして、

①標本ラベルをつくろう!

②クイズラリー

そして大人向けの展示解説

③動物園は博物館!動物園の歴史と役割

を行うことにしました。

 

~イベントその①標本ラベルをつくろう!~

標本ラベルとは、生物名、採集地、採集日、採集者などの標本の重要な情報がギュッと詰まった物で、「ラベルがない標本は標本ではない!」とまで言われます。今回はフライングケージで鳥の羽を採集し、その羽の標本ラベルを作るという内容にしました。

 

s-標本ラベル1

フライングケージで鳥の羽を採集

s-標本ラベル3

s-標本ラベル2

「学名」が難しかったけど、がんばったよ!!

 

~イベントその②クイズラリー~

園内には動物の情報が書かれている解説パネルがたくさんありますが、なかなかじっくり読む機会はないのかもしれません。このクイズラリーでは、園内各所の解説パネルを読みながら進んでいくと、動物園の大事な役割がわかるようにしました。

s-クロスワード

謎解き感覚で解説文を読むことができたのでは?

 

~イベントその③動物園は博物館!動物園の歴史と役割~

そして、大人向けのイベントとして「動物園の歴史と役割」の解説を行いました。これまで来園者のみなさんに対しては行ったことのない内容で少し堅い雰囲気となりましたが、動物園ができたきっかけや、どのように動物園が発展してきたのか、今年100周年を迎える鹿児島市の動物園として是非知っていただきたかった内容です。動物園と博物館の役割が、みなさんの中で少しはつながったでしょうか??

s-展示解説

解説後は動物園の役割についてたくさん質問をいただきました。

 

初めてのイベントで参加者数が伸び悩びはしましたが、少しずつ「動物園は博物館!」を広めていけるよう今後の企画に役立てていこうと思います。「動物園の歴史と役割」の解説パネルは現在もどうぶつ学習館に掲示していますので、是非ご覧下さい。

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