奄美大島からアマミノクロウサギを収容しています
更新 2017年1月26日
みなさんこんにちは!平川動物ウォッチング隊員の落合です。今回のズーブログでは、2016年11月に奄美大島で保護されたアマミノクロウサギについて紹介したいと思います。
このクロウサギは、11月28日の夜間に奄美市名瀬の根瀬部集落から大和村の国直集落へ続く道路上で交通事故に遭ったところを保護されました。奄美大島の動物病院で治療を受け、回復傾向ではあったものの、旋回行動などの神経症状が見られたことから、経過観察が必要と判断し当園へ移送しました。性別はオスで、愛称は保護場所の集落からいただいて「ネセブ」としました。先輩クロウサギの「ボマ」と比べると、やや神経質ですが、人前でも気にせずにエサを食べ続けることもあります。体重は1600g程(2017年1月)で、まだ幼獣ですが、成獣になるころには元気に回復し、野生復帰できればと思っています。
ボマ同様に、治療を優先していますので非公開となっております。ツイッターやブログで近況は報告していきますので、皆さん応援してくださいね!
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