リスの森@夜の平川動物公園
こんばんは。と、あえて夜の挨拶をさせていただきます。
8月になりました!8月の土日祝日には平川動物公園は夜9時まで開園しています(入園は8時までです)。
この夜間開園では、普段は見ることのできない、動物たちの夜の姿をご覧いただけます。
リスの森担当としてイチオシしたい動物はこちら。
違います!ムササビです!ムササビですよ!
よく、モモンガとムササビってどちらも飛ぶ(正しくは滑空)し、ネズミの仲間だし、どう違うかわからないと言われますが、実際に見たら確実に違いが判ります。
ムササビは、大きいのです!
それだけ?と思われるかもしれません。もちろん顔つきや尾の形状なども違うのですが、モモンガが体重150~200gくらいなのに対し、ムササビは1㎏以上にもなります。ムササビが飛膜を広げて滑空する姿は「空飛ぶざぶとん」なんて言われます。
リスの森では、なんと3頭のムササビを飼育しています。ご覧になったことのない方がほとんどだとは思いますが、それは仕方のない事です。
ムササビは夜行性動物なのです。昼間はリスの森にいくつか設置している巣箱の中で寝て過ごしています。
稀に巣箱の入り口から頭や尾が覗いていることがありますが、見つけた方は相当運が良いのだと思います。
そんな、リスの森隠れキャラ(?)のムササビたちが活発に動く姿を見られるのが「夜の平川動物公園」です!
おすすめの時間帯は、すっかり暗くなった午後8時ごろ。
リスの森を通ると、キャットウォークを走る姿が見えたり、枝の上にちょんと乗っていたり、エサ台で食事していたりする姿を見ることができますよ。
もちろん、いきもの相手なので、必ず見られるわけではありませんが、それでも昼間よりは確実に遭遇のチャンスが高くなります。
夏の思い出に夜の平川動物公園にきて、ムササビウォッチングをしてみてはいかがでしょうか?
いつも大体のいる位置がわかってるはずなのにかなりの頻度でビビらされるリスの森担当:海道