「動物園は博物館!」今年も開催しました!
更新 2018年5月24日
みなさん、こんにちは!教育普及係学芸員の落合祐子です。5月はイベント目白押しだったのですが、今回はその中の一つ、「動物園は博物館!」についてご紹介します。
3回目となるこちらのイベントは、動物園の役割についてもっと知ってほしいという思いから、「世界博物館の日」に合わせて始めました。(詳細はコチラをご覧ください)
今回は2つのイベントを行いました。
イベント①クイズラリー「キミは暗号を解けるか!?」
イベント②ワークショップ「標本ラベルをつくろう!」
「キミは暗号を解けるか!?」は、園内に掲示してある解説(解説サインや種名サイン、といいます)の中からキーワードを探し、クイズを解いていくと「動物園は〇〇〇〇〇〇!」という暗号が解けるというもの。正解は言わずもがな、ですね。
そしてワークショップ「標本ラベルをつくろう!」では石膏の足型標本とそのラベルをつくっていただきました。標本というと剥製や骨格標本がイメージされますが、動物の足跡を型どりしたものも標本です。
今回のモデルは種子島の西側に位置する馬毛島固有亜種のマゲシカ。くっきりとした足型をとることができました。
標本は作っただけではただの物。標本ラベルがあり、適切な管理・保管ができて初めて標本としての意味があります。学名など小さなお子さんには難しい内容でしたが、博物館としての動物園の役割を少しでも知っていただければと思います。
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