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平川動物園ズーブログ

雨の日の動物園は

梅雨の時期とは言え、雨がよく降っています。各地で大きな被害も出ていて、本当に心が痛みます。

平川動物公園ではユーカリ畑の土砂が崩れたりしましたが、動物たちに大きな被害はありません。

 

さて、

「雨の日の動物たちはどうしていますか?」

そんな質問を受けることがあります。一口に動物といっても千差万別です。カバ、カワウソ、アシカ、ペンギンなどは毎日のように水に入っていますから、雨が降ってもまったく気にしません。ゾウやサイも嬉しそうに泥浴びをします。

うれしそうに泥浴び

 

それではほかの動物はどうでしょうか。

南アメリカの水辺でくらすブラジルバクとカピバラも、雨を気にしている様子はありません。

 

食べるのに夢中です

 

隣のマーラはカピバラと同じネズミの仲間(齧歯目)ですが、乾燥した草原にくらす彼らは濡れるのが嫌なようで、軒下に集まっています。

ぬれたくないなぁ

 

乾燥したアンデスの山々で家畜として飼われるラマも、濡れたくないようです。

部屋の中で雨をしのぎます

 

サルの仲間(霊長目)のほとんどは雨が好きではありません。マントヒヒも軒下に集まっています。

ここの上には広い軒が…

 

多くの鳥たちは濡れることをあまり気にしません。尾羽の付け根にある尾脂腺から分泌される油分をクチバシで羽毛に塗ることにより、水をはじきます。

トキイロコンドル

 

抱卵中のコジュケイ

 

アフリカ園ではチャップマンシマウマとシロサイが食事中です。多くの時間を食べることに費やしますから、濡れるなんて言っていられないのでしょう。

雨のアフリカ園

雨だと外出するのが億劫になりがちですが、雨の日ならではの動物たちの行動を観察してみてはいかがでしょうか。何より人が少ないので、ゆっくり、のんびりと園内を楽しむことができますよ。

 

動物だけでなく植物も楽しめます

園長 福守

 

 

 

 

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