チンパンジーの死亡について

6月8日、飼育していたチンパンジー(オス 名前:ラルゴ)が死亡しました。

今年の4月1日から後足のふらつき・両手の脱力などが見られたため、展示を中止し、検査や治療を行っていました。5月中旬から四肢の麻痺が進行し、徐々に起き上がるのが困難となりました。

6月7日まで食欲はありましたが、8日の夕方に重体となり、同日19時5分に死亡しました。

死因は中枢神経に発生した腫瘍によるものである可能性が高いです。病理検査等により詳細については調査中です。

【死亡したチンパンジー】

  • 名  前  ラルゴ
  • 性  別  オス     
  • 生年月日  推定1983年生まれ
  • 来園年月日 1992年3月25日
  • 死亡年月日  2024年6月8日
  • 死亡時年齢 推定41歳

なお、ラルゴの死亡により、平川動物公園でのチンパンジーの飼育数は現在7頭(オス2頭、メス5頭)です。ラルゴは希少種であるチンパンジーの繁殖に貢献し、4頭の子の父親となりました。

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