動物園の桜が咲き始め、うららかな日差しを浴びながら穴掘りに精を出すツルたち。繁殖期が近づき、攻撃的になってきました。
前回のブログ(ツル奮闘記~展示場緑化計画~ その1)では初めての植物搬入とツルの反応を紹介しました。植物の搬入により、ツルの動きが活発になることは分かりました。しかし、掘り返されてばかりではツル舎緑化計画が頓挫してしまいます。
ということで、掘り返されないための試行錯誤を紹介したいと思います。
今回は以下の2点に注目し、オグロヅル舎で実施しました。
- 植物の種類によって反応は変わるのか?
- 植える位置は関係するのか?
展示場の通路側と奥側にツル展示場周辺の雑草、オオタニワタリ、小さな樹木など数種類の植物を搬入しました。ツルのストレスにならないよう、短時間の搬入作業を数日に分けて行いました。搬入後の様子は写真の通りです。



オグロヅルは攻撃性もイタズラの頻度も高くないので掘り返さないはず、いや掘り返すわけがない!
そして翌日。しっかり荒らし、掘り返し、地面は穴ぼこだらけでした。


シダや雑草は根が浅いため簡単に引き抜かれてしまいました。枯れた植物は回収し、枯れていない植物は都度植えなおしながら2週間ほど様子を観察しました。根が深い木や重量のあるオオタニワタリはつつくものの掘り返す様子はなく、また枯れにくいため緑化計画完遂への第1歩を踏み出せたかのように思われました。



2週間経過すると、搬入したほとんどの植物がなくなってしまいました。一部の雑草は残っているものの、特に樹木はきれいさっぱり枝葉がなくなっています。
今回のオグロヅルに関しては、大きく3つのことが分かりました。
- 根が深いもの、大きいものほど掘り返されにくい
- 比較的樹木への興味を示す
- 通路側の方が荒らされやすい
ほかのツル展示場でも緑化計画を同時進行で進めていますが、長くなってしまうので今回はここまで。引き続きツル舎を盛り上げるべく緑化計画に取り組んでいきたいと思います。
スマホのカメラロールなんてどうせ鳥ばっかでしょ⁉:池亀
