通勤中、大きなランドセルを背負った子供たちがお兄さんお姉さんと手をつなぎ、スキップしている姿を見かけました。目に映るものすべてにわくわくしている表情はとても素敵ですね。世界のツルゾーンで展示しているツルも、よく観察していると表情豊か(!?)に見えてきます。



これまで植えては掘り返され、つつかれ、ちぎられる攻防戦(!?)を繰り広げてきた展示場緑化計画。じゃあ、質問です。すぐに掘り返される植物をいつまでもいつまでも、植え続けますか?
……新しい植物、植えたくない?
ということで、今回のブログの主役はコチラ!

ツル奮闘記その3では、ススキの搬入とツルの反応について紹介したいと思います。
ススキは動物園内に自生していて簡単に手に入る、繁殖期に巣材として使えるなどの理由から注目しました。
まずは草丈が低いものや株分けした小さいものを搬入し、反応を観察。特に嫌がる様子はなく、1,2日で根や茎をほじくり返していました。
続いてススキと樹木を組み合わせて搬入。すぐに興味を示し、翌日つつかれた草木が展示場に散乱していました。
園内のススキを刈りつくすのが先か、展示場内に定着するのが先か。
試行錯誤の先に待っていたのは……


なんとオグロヅル展示場、タンチョウ展示場でススキを植えることに成功しました!
写真はススキ搬入直後の展示場です。約2週間経過し、掘ったりつついたりした様子はあるものの、枯れることなく定着しています。
今回は下記のような条件で緑化計画を大きく前進させることができました。
- ツルより草丈が高いススキや株分けしていない大きなススキを植える
- 株分けした複数のススキを1か所に集中して植える
- ススキの周辺に落ち葉を敷き詰める
引き続き掘り返されにくい・枯れにくい植物の植え方の模索を続けていきます。本格的にツルの繁殖期に突入したため、緑化計画は一旦休憩。 また緑化計画の進展をのんびりご紹介できたらいいなと思います。
だってツルはアイドルよ(ずっと) 初めて目が合った日から今日も明日も鳥ばかりだ!:池亀
