アカネズミ

日本各地の森林や農耕地、河川敷などに生息し雑食性で種子や昆虫、木の根や茎などを食べています。夜行性で木の洞や倒木の下などの巣穴で生活し、巣穴にエサをためる貯食行動もします。

ブラッザグエノン

わりに開けた森林や湿地帯、川沿いの森林など湿潤な地にすんでいます。額のオレンジ色のバンドと鼻の下からあご、のどにいたる長い白いひげが特徴的です。群れは小さく5頭くらいで、樹間を跳躍せずに地上を移動します。果実や木の葉、昆虫などを食べます。妊娠期間は6~7ヶ月で、1産1子です。

パタスザル

地上性でサバンナから半砂漠の開けた土地にすんでいます。群れは一夫多妻で、通常20~30頭からなっています。四肢が長くすんなりとした体型で、肉食獣から身を守るため時速50キロメートル以上で走ることができます。果実、種子、根を主食とし、トカゲや昆虫も食べます。妊娠期間は6ヶ月で、1産1子です。

インドクジャク

オスには、上尾筒と呼ばれる飾りの羽が生えており、3~7月の繁殖期にはこの上尾筒を広げてメスへのアピールします。繁殖期が終わると、年1回の換羽を行います。突然変異で生じた白変種も累代飼育により固定されており、観賞用としてペットでも飼育されています。

モモイロインコ

オーストラリアほぼ全域の海岸地帯や疎林などの様々な環境で生息しており、群れで生活し一度つがいが形成されると一生の間常に行動を共にします。繁殖期は1年中続き、メスは一度に3~4個の卵を産卵し、オスとメスで交代しながら抱卵して約1カ月で孵化する。

アカカンガルー

草原、半砂漠地帯に生息しています。妊娠期間が約1か月という短さで、未熟児で生まれた仔は、自力でお腹の袋(育児嚢)に入り、6~7ヶ月をその中で過ごします。

シマリス

頭から尾にかけての縞模様と柔軟な頬袋が特徴で、日出と日没の時間帯に活発に活動します。雑食性で、木の実や種子、果実、昆虫類などを食べます。森林や草原に生息し、冬には地上に掘ったトンネル内で冬眠するため、巣穴に多くのエサを貯えます。

コジュケイ

中国南部が原産ですが、狩猟用として日本に移入され現在では留鳥として分布しています。地上で生活することが多く、落ちている木の実や種子、昆虫類などを採食し、5~7月の繁殖期になると甲高く独特な鳴き声がよく聞こえてきます。

カピバラ

水辺の草原や森林にすんでいて、主に朝と夕に活動します。齧歯類の中で最大で、体重は50kg以上にもなります。四肢の指には小さな水かきがあり、水中の生活にも適しています。ピューマやジャガー、ワニなどが天敵ですが、危険な時は水中に逃げます。1頭のオスと複数のメスとその仔からなる10頭ほどの群れで生活し、集団で子育てをします。

ムササビ(キュウシュウムササビ)

リスの仲間で、主に樹上で生活し皮膜を利用して木と木の間を滑空して移動していきます。夜行性で木の葉や樹皮、木の実、果実などを食べます。繁殖期は冬と初夏の年2回で、春と秋頃に1~2頭の子を生みます。

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