ワタボウシパンシェ

名前の通り、綿帽子のような白いふさふさした白い毛が帽子のように生えています。また、樹上生活で長い尻尾でバランスを取りながら警戒に動き回ります。妊娠期間は約5ヶ月で、1回の出産で2~3子産みます。そして、生後15ヶ月ほどで性成熟します。

クロシロエリマキキツネザル

森林の樹冠部で、5頭以内の家族集団をつくってすんでいます。毛は密で長く、特に耳からほほ、のどにかけて長くえりまきのように見えます。きわめて大きな声を発します。果実が主食です。妊娠期間は3~4ヶ月で、1産2~3子です。赤ん坊は、授乳時以外は樹上に置き、抱いて行動することはありません。

ボルネオオランウータン

ボルネオ島の熱帯雨林にすんでいます。樹上性で高さ30~50mの木の上で生活しています。育児中の母子以外は単独行動です。昼間活動し夜は樹上に木の枝を集めてベッドを作って休みます。とても知能が高いことが知られています。

クロサイ(ヒガシクロサイ)

枝や葉を食べるサイで、とがった上唇をしています。
基本的には単独で暮らしており、糞や尿を使って縄張りを主張します。
視力はあまりよくありませんが、聴覚、嗅覚が発達しています。
角は一生伸び続けるため、木や岩を使い、削って整えます。

ソデグロヅル

ソデグロ(袖黒)の名のとおりの特徴的な黒い翼端は、羽ばたいた時にだけ見ることができます。草食性が強く植物の根や茎といった植物質を中心に採食しますが、繁殖期には小魚、昆虫など動物質も幅広く食べます。
日本へは冬季まれに飛来することがあり、鹿児島県出水のナベヅル・マナヅルの混群とともに越冬します。ツルの中では最も湿地への依存度が高い種です。他のツル同様、生息環境の悪化とともに危機的な状況にあります。

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