アマミトゲネズミ

鹿児島県の奄美大島の森林に生息する天然記念物のネズミです。夜行性で主に木の実や昆虫などを食べます。名前の通り全身の被毛は硬くトゲのようになっています。平川動物公園は2021年から飼育を開始しています。

アマミノクロウサギ

奄美大島と徳之島に生息し、枝葉や草、木の実を食べます。夜行性のため明るい時間は巣穴の中で過ごします。森林破壊や外敵となるマングースによる捕食によって生息数が減少しています。

レッサーパンダ(シセンレッサーパンダ)

標高の高い山林や竹林に生息しており、木登りがうまく、日中は木の洞や枝の上で休み、早朝や夕方に活動します。竹の葉を中心に、果実や木の実、鳥の卵なども食べ、樹洞や岩穴を巣穴とします。

チンチラ

標高3000mを超える高地に群れですんでいます。全身は長い毛で被われ、毛の手入れのため砂遊びをよくします。夜行性で草やその種子を食べ、昼間は岩の割れ目などでやすみます。妊娠期間は約110日で、一度の出産で平均2頭産みます。年に数回出産可能ですが、1年に1度が最適です。

チンパンジー(ニシチンパンジー)

進化の過程ではヒトに最も近い動物であり、高い知能と運動能力を持ちます。昼間活動し、夜間には高い木の上に枝や木の葉を重ね、ベッドを作って眠ります。主に果実や木の葉、虫(シロアリなど)を食べますが、時には群れで協力して狩りを行い、小型の哺乳類などを食べることもあります。

トラ(ベンガル系/白変種)

インドやネパールなどの森林地帯に生息しています。子育て中のメス以外基本単独行動で、昼間は茂みなどで休んでいることが多い。特徴的な模様は茂みの中で身を隠すのに適しており、獲物に気付かれずに近づくことが出来る。稀に青色の瞳、白い毛皮を持った白変種と呼ばれる個体が生まれる。

シシオザル

高地の森林の樹上でくらし、ほとんど地上には降りてきません。10~20頭の群れで生活しています。ライオンのようなふさふさした毛の尾が名前の由来です。果実や木の実、木の芽などの他、昆虫類やカエル・トカゲなどの小動物も食べます。

シロテテナガザル

熱帯雨林の中層から樹冠部に、夫婦とその子供たちの家族で生活しています。顔の周囲の色は灰白色から黄白色で、手首と足首からも白っぽい色をしています。30~50ヘクタールの広いなわばりをテリトリーコールを発して防衛します。主食は果実で若葉、花、昆虫なども食べます。妊娠期間7ヶ月で、1産1子です。

ジェフロイクモザル

熱帯雨林の樹上に15~25頭くらいの群れをつくってすんでいます。手の親指が退化しているかわりに尾が発達し手のように自由に使うことができます。主食は果実、木の実、木の葉などですが、昆虫、カタツムリ、卵、ヒナなども食べます。妊娠期間は約5ヶ月で、1産1子です。

セマルハコガメ

森林のまわりの湿った場所や河川の近くにすんでいます。腹甲(腹側の甲)の中央部にちょうつがいがあって甲らの前後をぴったりとふたをして箱のようになります。雑食性で植物のほかにミミズやカタツムリなども食べます。一度に1~6個産卵します。日本産のものは国の天然記念物に指定されています。

トップへ戻る