いろんなしっぽ

みなさん、こんにちは!
久しぶりのブログになります。
今日はずっと書きたかった『動物たちのしっぽ』のお話です!

みなさんは動物園に遊びに来たとき、動物のどんなところを見ますか?
可愛い顔、可愛い仕草、活発に動く様子、ゆったりまったり寝ている様子…様々だと思います。
そんな中で、動物の体の一部に注目してみるのも、楽しいです!
今回は『しっぽ』に注目してみます!

まず、サルのしっぽに注目です!
サル、とひとくくりにしても、色々な種類のサルがいます。
サル舎のサルを順番に見ていっても、しっぽでぶら下がるサルもいれば、短いしっぽのサルもいます。

ジェフロイクモザルはしっぽを第5の手足のように、器用に使います。

しっぽだけでぶら下がることもできます!

シロテテナガザルやフクロテナガザルも、クモザルのように長い手足が特徴的ですが、しっぽがありません!
しっぽがないのは類人猿(人に近いサルの仲間)の特徴の一つです!

シロテテナガザルはしっぽがない!

ヤクシマザル(ニホンザル)のしっぽは、ちょこんと可愛らしい短いしっぽです。
諸説ありますが、環境(寒さ)に適応したためだと考えられています。

しっぽがちょこん!

レッサーパンダのしっぽは、フサフサしていて縞模様が特徴的です。
木に登るのが得意なレッサーパンダは、木の上でバランスをとるため、体を温めるため、また、威嚇するときに立てるためなど、色々な役割があります。

木登りのときのしっぽに注目!
気持ちよかったのか、体をぶるん!と震わせたところ

シカのしっぽは、裏側が白くなっています。
仲間に危険を知らせるためにしっぽを立てたり、仲間とコミュニケーションをとるためにしっぽを使います。

ハナジカのしっぽ

では、カンガルーのしっぽは?ライオンのしっぽは?カバのしっぽは?ヤマアラシのしっぽは?
どんな形か思い出せますか?
どんな役割のためにその形をしているのか、動きをしているのか、見てみてください♪
しっぽに注目しながら周る動物園も、新たな発見があって楽しいですよ!
ぜひ、お気に入りのしっぽを探してみてください♪

しっぽ担当:加藤

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