イッテツきたる その1

6月29日に千葉市動物公園から輸送用のトラックにのり、アルダブラゾウガメのイッテツが来園しました。

千葉から鹿児島というとても長い道のりでしたが、イッテツは問題なく、のんびり車内ですごして居ました。


担当者が事前に千葉市動物公園へ伺ってイッテツを見て思ったことは ”巨大” 
あまりの大きさに搬入当日はどうやってイッテツを獣舎に入れようか考えた結果、ユニック車(クレーン付きの車)を使ってクレーンで入れようということなりました。


「あーこれでイッテツの重さを心配せずに獣舎に入れることができるぞ」とホっとしました(まさかあんなことになるとは、、悪い意味ではなくて、、)

クレーンで持ち上げるための道具を準備し、体重を把握することで健康管理に活かすため体重も測ろうということになりました。



準備が完了したので輸送用のトラックからユニック車にイッテツに自ら移動してもらいました。

ほとんどの動物たちは環境の変化によって移動を躊躇することが多いですが、扉をあけるとズンズン進んでいくイッテツ、

”順調、順調 ” 多くの方が考えていたと思いますが、、

ふと担当者の僕が思ったことは 「あれ、スピードが速い、クレーンで運ぶための板に乗せても止まらないかも」

心配事は見事に的中、全然止まりませんでした(泣)

ここからが飼育員みんなで協力したとても大変だったイッテツの搬入話の始まりです。


あの時はみなさん、ありがとう 山田

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