皆さん、ワールドカップの見過ぎで寝不足が続いていたと思います。今大会はスペインが圧倒的でしたが、ここでサッカーの話をしたら延々とブログが書けてしまうので早速本題に行きたいと思います。
当園のワオキツネザルたちは9頭のA群、5頭のB群の2群れで飼育管理を行っています。


1日交代で展示ができるように心がけていますが、ここで問題が…A群2位の「ミコ」が寝室に帰ってこないということ。帰ってこないということはB群が出せないということになります。「ミコ」という個体は歴代の担当者が口をそろえて警戒心が高すぎて収容が困難な個体と言っています。ワオキツネザルはメスを中心とした群れ社会なので、メスのミコはA群内では順位は上位の個体です。6月中旬くらいまではしっかり帰ってきていましたが、ここ最近は帰宅拒否が続いています。

それには様々な要因が、例えば寝室に嫌な思い出がある(治療などの捕獲)、中で待っている人が怖い(ガラが悪いとかではありません)群れの流れに乗り切れないなど理由があるかと思いますが、まず担当者とミコとの関係性を構築するようになるべく時間をとるようにしています。ここで関係性を構築して自然に帰ってくるようになるのが一番良いですが、担当替えなどが起きた場合や移動や収容など様々な状況でも対応できるようにクレートトレーニングを開始しました。

1頭だと怖いようで、他の群れのメンバーが周りにいる状態でしか今のところトレーニングができていませんが、ミコの状況に応じてトレーニングを進めていきたいと思います。
真っすぐ家に帰る 山田
