今年度も爬虫類やら、鹿児島の動物やら、ヤマアラシやらを担当することになりました。よろしくお願いします。
4月になり、嬉しかったことが一つ、7月頃から原因不明の闘争により別居していたミシシッピワニの2頭が再び同居することができました。7月頃から何度か同居の練習をしましたが、上手くいかなったので約8か月間別居状態が続きました。


他の園館の方に情報を聞きつつ、当園ですぐに変化を加えることができる「水温」と「餌の頻度」に着目して変化を加えました。

変温動物である爬虫類は気温などの環境変化で繁殖行動を誘発できることがあります。そこで、水温の変化を加えて、2頭が繁殖モードになったタイミングで同居をしたら上手くいくのではないかと考えました。
さらに野生下でのミシシッピワニは気温が下がる冬季は冬眠を行いますが、冬眠をするということは絶食期間があるということです。そのため絶食期間も設けました。
2つの変化がどのように彼らの行動に影響したか気になると思いますがこのまま書き続けると集中力が無くなりそうなので、どのように実行し、どのように変化したかは次回のブログで書ければと思います。
集中力は元からない 山田