北海道からマレーシア・サバ州まで!ゾウのレスキュー大作戦!!その②

Selamat pagi!!Nama saya OCHIAI Yuko.(おはようございます!落合祐子です)

6月にご紹介したオンラインワークショップ「ゾウのレスキュー大作戦」。その後5名の小学生が参加してくれ、6月と7月に行われた回では、平川動物公園からも賑やかな声をお届けすることができました。このワークショップは、ボルネオゾウのためにできることをみんなで考え、8月12日の「世界ゾウの日」に各所で発表することを目標として行いました。

第1回の「ゾウについて知る」、第2回の「ゾウと人の間に起きているトラブルの原因を考える」を踏まえ、「第3回では、みんなのアイディアを紹介し合います!」と伝えたところ、「(小声で)いや、いい。」とか「もうできた♪」など、反応は様々で少々不安になりましたが、余計な心配でした。自分で様々な事例を調べ、ボルネオ島に当てはめた考えを書いてきてくれたのです!マレーシアの子どもたち、日本各地の子どもたちのアイディアも合わせた全42枚のカードをどうぶつ学習館で展示中ですので、ぜひご覧ください。

アイディアがずらり!
平川の仲間たち♪

パーム油は、食品だけでなく洗剤やシャンプーなどの原材料にもなっており、パーム油なしに暮らしていくことはとても難しいです。しかし、このままではボルネオ島の現状は変わりません。私が今すぐにでもできることといえば、皆さんに伝えること。今回の「ゾウのレスキュー大作戦」の他、夏休み期間中は児童クラブ等に出向いて話す機会があったので、ボルネオ島の話を少しでも入れ込むようにしました。ボルネオ島もアブラヤシやパーム油も、初めて聞いた!という子どもたちばかりだったので、ボルネオの動物たちと私たちの暮らしが深く関わっているということを知り、動物たちを観察したときにパーム油の問題を思い出してもらえれば、はじめの一歩としてはよいかと思っています。

ぽりぽり食べちゃうシリアルにも。
コツメカワウソもボルネオ島に生息

パーム油の問題について伝え方を勉強し、今後も普及啓発に取り組んでいきますので、皆さんもぜひ興味を持っていただけると嬉しいです。

Terima kasih!(読んでいただいてありがとうございました!)

売り上げの一部が動物たちのために使われます!

 

 

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