愛鳥週間のイベントを実施しました

 皆さん、こんにちは!教育普及係の落合です。
 大型連休も過ぎ、間もなく梅雨入り、夏休みの準備…と慌ただしい時期ですが、今年も愛鳥週間のイベントを行いましたのでご報告です。

 日本では5月10日から5月16日が愛鳥週間とされていますが、元となるのは、野鳥の正しい保護の知識を普及啓発するためにアメリカで提唱された、4月10日の「バードデー」です。この時期の日本は、まだ冬鳥が多い地域があったため、1カ月後の5月10日からの1週間が「愛鳥週間」と制定されました。野鳥のヒナが巣立ち始めるこの時期、親鳥の元で飛ぶ練習をしている最中にヒナが単独になることがあります。これが親鳥とはぐれたと誤って認識され、保護されてしまう事例が少なくありません。近くに親鳥がいる場合が多いので、ヒナがケガをしていなければすぐに捕まえて保護せずに、離れた場所で見守るのが鉄則です。親鳥とヒナがはぐれるのを防ぐことができるのです。もちろん、自動車の通りが多い等、明らに危険な場所である場合は、近くの茂みなどに移動させてからその場を離れます。

 という内容を、絵本の読み聞かせとワークショップ「鳥の巣作ろう」でお伝えしました。梅雨前にも関わらずの土砂降りで、共に数名の参加ではありましたが、ボランティアスタッフによる読み聞かせは小ネタ満載で、改めて日を設定したいと思います。そして、ワークショップの材料がまだ残っております( ノД`)…ということで!5月中にどうぶつ学習館でお声掛けいただいた方は、いつでも鳥の巣を作ることができますので、ぜひお越しください。先着10名程度です。親鳥の気持ちを味わってみませんか?

読み聞かせ「わたしのことり」
卵と親鳥を配置
ふわふわの産座(卵が乗る場所)
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