ハナジカの角の成長~完成!!~

みなさん、こんにちは!
4月からハナジカの落角が始まり、袋角の成長を見守り、ついに袋角が剥けて立派な角が完成しました!

前回のブログ「ハナジカの角の成長~秋~」で今までの角の変化の復習ができます♪

9月末までは袋角だったハナジカですが、10月に入り袋角が剥ける個体がでてきました!

袋角の中には角を育てるための血管がたくさん通っているため、剥けるときに血がにじむことがあります
かゆいのか、角をよくこすりつけています
袋角が剥けて完成した角がこちら!
シカの角、近くで見ると表面がデコボコしています!
昨年生まれのアンコタンも袋角が剥けて1歳のオスの角(枝分かれがない)の完成です!

袋角が剥けると、夏の間仲良く寄り添っていたハナジカのオスたちは一気に繁殖モード!
『自分が一番強いんだ!!!』と強さをアピールするために、全身に泥を浴びます!

園路に飛び散るほど泥浴びをします!
泥まみれの姿が、『かっこいいオス』の象徴!

シカの角は白いと思ったかもしれませんが、今の時期は泥をまとわりつけていて泥色になっています(笑)
秋~冬にかけて、この立派な角でオスたちはかっこよさを競っています♪
次の春に落角するまで、数ヶ月しかないシカたちにとって一番かっこいい時期!
今日はどれだけ泥をつけているか、角研ぎによってどんどん変わる角の形、日々いろいろな発見ができるので、ぜひシカたちに注目してみてください♪

ハナジカ担当:加藤

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