※注
今回のブログではウンチの写真がたくさん出てきます。
こんにちは!
肉食獣担当の伊藤です!
今回は肉食獣のおトイレ事情についてお話します!
動物園の飼育係はウンチの処理もお仕事のひとつです。
動物によって形や固さやにおいなどが違います。
私が担当している肉食獣は基本お肉しか食べません。
だからウンチはとってもくさいです。
対してクマは草食の強い雑食性で動物園では野菜や果物を中心に与えている為、ウンチはほのかにフルーティな香りがします。
においや形だけでなく動物によってウンチをする場所も違います。
ヒョウは水の中にすることが多く、寝室では必ず水入れの中でウンチをします。
水の中にウンチをすることでにおいを消し、獲物となる草食獣に自分の存在を悟られないようにするためだと言われています。
毎回水入れをトイレ代わりにするため、きれいな水が飲めるように新しく水入れを設置しました。
トラも水入れの中にすることが多いです。
ヤブイヌのメスはマーキングをする際に逆立ちをしておしっこをします。
高いところにマーキングをしてなわばりを主張していると言われています。
肉食獣のおトイレ事情はいかがだったでしょうか?
種類や個体によってウンチやおしっこの仕方に特徴があります。
そこに注目して動物を観察するのもおもしろいかもしれません。
平川動物公園にお越しの際は動物たちのおトイレ事情もチェックしてみてください!
肉食獣担当 伊藤
おまけ
私のお気に入り、マレーグマのきれいな巻きウンチを載せておきます。