アカハライモリJapanese Fire Berry Newt
Cynops pyrrhogaster/有尾目イモリ科
昔はよくいた田んぼのアイドル
日本の固有種で、低地から山地の水の流れが緩やかな場所や止水域に生息します。イモリ科の中では最も一般的な種ですが、以前に比べると田の減少などで目にする機会は減ったようです。フグが持つ神経毒「テトロドトキシン」と同じ毒を皮膚に持ちますが、これによるヒトの死亡例はこれまで確認されていません。
平川動物公園のアカハライモリ紹介
2018年から飼育を始め、2021年から水槽内で産卵も見られるようになりました。幼生の育成は比較的容易で、順調に育つ様子を観察することができます。
名前の由来である「赤い腹部」は、地域差や個体差に富みます。成体の模様をじっくり観察して、個体識別に挑戦してみましょう!