2024年4月1日より、「リスの森」から「発見の森」へと施設の名称を変更しました!
「リスの森」は、1991年3月31日にオープンしました。これまで、シマリスを多い時で約50頭放し飼いにし、来園者の間近を通過したり巣材を巣箱へ運ぶ姿が見られたりと、とても人気のエリアでした。また、リスの森に来られた来園者は、必死になってシマリスを探し、見つけた時はとても喜ばれていました。
しかし、施設の老朽化による問題により、シマリスの放し飼いによる展示が困難となり、2014年5月31日をもってシマリスの展示は終了しました。
シマリスがいないにもかかわらず施設の名称が「リスの森」であり、新たな動物種の導入が困難であったため、今回、施設の名称を変更することに決めました。最初は私一人でいい案がないか検討していましたが、なかなか思いつかず・・・。そこで、他のスタッフに協力いただき、案を募ることとしました。すると、たくさんの案が集まり、その中からどの名称がふさわしいのか、何を来園者の方に伝えたいのか協議をした結果、「発見の森」に決まりました!!
現在、キュウシュウノウサギとキュウシュウムササビ、コールダック、コジュケイ、アマミトゲネズミの展示に加えて、アカハライモリやイシガメ、ツチガエルなどの野生の生き物も棲みついていますが、すべての生き物を見ることはとても難しいです。そのため、展示場の隅々までよく観察し探して頂いて、すべての動物たちを「発見」してもらいたい、生き物を探す楽しさや発見した時の喜びを皆様にも体験して頂きたい、そして、動物園から出た後も普段の生活の中で野生の生き物を探し、興味を持っていただきたいという意味を込めて「発見の森」に決めました。
今後、「発見の森」を通られる際には、展示場の隅々まで探してみてください!よーく見てみると動物たちが隠れています!
「発見の森」担当:鮫島