先月頃から園内では様々な花が咲き始め、春を感じさせます。
すでに見頃が終わったもの、今が見頃のものなどを いくつかご紹介します。
「暖流桜」
種子島産の品種で、ソメイヨシノなど他のサクラの品種に比べて早く咲き始めます。園内ではアシカ~オオカミ間の坂道、ダマジカ近くの園路沿いに植えられています。2月下旬が見頃でした。
「ロドレイア」
別名シャクナゲモドキです。ヒグマ舎、マントヒヒ舎の近くで見られます。ボリュームのある花で、見ごたえがあります。
「ハクモクレン」
春の訪れとともに一斉に大きな花が開花します。
フライングケージの中、平川動物公園建設記念碑・慰霊碑の近くなどにあります。
「フサアカシア」
最近は「ミモザ」と呼ばれることが多いですが、本来ミモザはオジギソウのことです。オーストラリア原産ということもあり、新コアラ館の中に植えられています。は虫類・夜行性動物館近くでも見られます。
「コブシ」
「北国の春」の歌詞にも出てくる春を象徴する花です。
オオカミ舎近くで咲いています。
「陽光桜」
遊園地のサクラ(ソメイヨシノ)は古木が枯れたり、樹勢が衰えたため まとまった本数を伐採しました。新たにゴーカート、観覧車付近に植えられたのが陽光桜です。
植えられて間もないですが、美しい花を咲かせました。
花壇にも年間を通して花が絶えることなく咲いています。
これらの植物の管理をしているのは施設係 花緑班のスタッフです。
動物園と言えば動物が中心となりがちですが、日々、植物の管理に勤しむスタッフがいてこそ、美しい花を楽しむことができます。
これからも園内で四季折々の植物に注目すると、新たな発見があるかもしれません。
園長 福守