オンラインで学習プログラムを行いました!

皆さん、こんにちは!教育普及係の落合祐子です。8月14日に休園となってから1ヶ月半。皆さん、お元気にお過ごしですか?動物たちも私たちも元気に過ごしています。

飼育員は毎日動物の飼育業務が変わらずありますが、私たち教育普及係のスタッフは何をしているかというと…

白雪姫時計台周りを掃除したり
職員研修をしたり
イベントで使用予定の羊毛を準備したり

オオトラツグミの鳴き声データをまとめたり等しています。

SNSや動画配信サイトを使用したライブ配信のテスト等も行いました。9月から11月にかけては、遠足や修学旅行等団体の方のご来園と「学習プログラム」の実施が多いのですが、休園中は全て中止となってしまいました。「オンラインでできないかなぁ」と考えていたところ、鹿児島市内にある学校法人原田学園しらゆきこども園様からご相談いただき、この度実施することができました!

遠足が中止になってしまったため、「画面を通してでも動物園に行った気分を味わってほしい!」ということで、担当の先生と何度か打合せを行いました。園児の皆さんは、事前にどの動物について知りたいか話し合い、図鑑で調べたり塗り絵等で事前学習を行うという徹底振り!また、動物園への質問も考えてくれました。

当日は、動物の豆知識を取り入れながら「動物の鳴き声クイズ」を行いました。ヒントに動物の体の一部(標本)を見てもらいながら進めたところ、事前学習で学んだことを思い出しながらお友達と話し合って正解を導き出していました。

シマウマの皮の標本

せっかくなら、動物にも登場してほしい!と獣医師に相談したところ、スペシャルゲストでタッチングコーナーのウサギとモルモットを連れてきてくれました。獣医師の詳しい解説を聞きながら、画面に映るウサギやモルモットを触る園児の皆さんの姿を見ていたら、早くこの状況が収束してほしいと改めて強く思いました。

ウサギもモルモットも協力してくれました!

直接動物を観察することが一番だとは思いますが、今回のオンラインでの学習プログラムをきっかけに、離島の方やなかなか来園が難しい方などに対しても動物の魅力を伝えていけるよう取り組みを広げていきます。

しらゆきこども園の皆さん、次回動物園でお会いできる日を楽しみにしています!!

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