ワオキツネザルの人工哺育②

お久しぶりです!ワオキツネザル担当の松本です。
前回の投稿から期間が空いてしまい・・・申し訳ありません・・。
引き続き、ヨカゼの近況についてお話ししたいと思います。
2月に生まれてから約半年が経ちました。

最近のヨカゼ

前回の記事では島でのお見合いを進めていますとお話ししましたが・・・

担当者付きのお見合いは順調に進み、寝室内でケージ越しのお見合いも進み、寝室内でヨカゼのみでの同居も無事に終え・・・

現在は、島内でワオキツネザルたちとヨカゼが同居できるように日々頑張っています!!

ワオキツネザル島

とはいっても、しばらくは池への転落の可能性や様々な危険がありますので担当ペア同士で監視体制の中行っています。担当者としてもドキドキ・ハラハラ、助けたい気持ちをグッとこらえ見守っています。

人工哺育を始めた当初から、群れに戻りワオキツネザル達と過ごすことを目標にしてきました。

母親の代わりになり育ててあげることはできますが、ワオキツネザルとして生きていくためのルールを教えてあげることはできません。

挨拶の仕方や、匂いでのコミュ二ケーション、鳴き方一つでも様々な意味があります。

群れで暮らすことで子供のうちから学んでいくのだと思います。

島で暮らすワオキツネザル               手前メロン 奥マコ

約半年、人工哺育を行いヨカゼにたいする思い入れはたくさんあります。
担当者としても少し寂しい気持ちもありますが、群れのみんなと仲良く暮らせる日が早く来るように今後も全力でサポートしていきたいと思います。
個人的には・・・同世代のミミと仲良く遊べる相手になってくれたら嬉しいなと思っています。

2021/2/3日生まれのミミとお母さんのヨシノ

休園後には動物たちもみなさまも元気な姿でお会いできますように★
次回はワオキツネザルの人工哺育③でお会いしましょう~!!

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